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「でも私は酔狂な奴は好きだよ。
だからお前はリクオの下にいなよ。
そんで、生き恥晒しながら、泥臭く生きろ」
奴良組の為に、ね。
私は昨日の雷雲の天気とは違い清々しいほどの晴天の空を見上げた
「………フッ………
私が酔狂ならば、そんな私を生かそうとするリクオ様もA様も、酔狂な方でしょうに」
「え、ボクも？」
「さぁねぇ……」
すると、黒羽丸が茶をいれてきたと入ってきた
「黒羽丸さっすが。気が利くね。トサカ丸頑張れ〜」
「ぐっ……」
難しい顔をしたトサカ丸に私は笑う
リクオも牛鬼も茶を貰い、フゥと一息ついていた
「まぁ、ひとまず二人は傷がちゃんと治るまで安静にしとけ」
「わかってるよ、姉ちゃん」
「…はい」
「それじゃ私達は帰ろうか黒羽丸、トサカ丸。
………あれ、ささ美は？」
「ここに」
バサりと空から降り立ったささ美にちょっとビックリ
飛んで見回っていたのだろうか
「姉ちゃん帰るの？」
「まぁね。昼までには帰んなきゃ」
「？なんで？」
「ドラマの再放送がある」
「……………………」
そんな蔑んだ目で見るんじゃないよ弟よ
この前の旧鼠の時お前の一騒動で途中から見逃したやつの再放送なんだよ！！
そう思いつつ、私は来た時同様、黒羽丸に抱えてもらう
それを見てリクオはギョッとする
「姉ちゃんまさかそうやってきたの！？
お姫様抱っこで！？」
「そうだけど」
「くっつぎすぎでしょ！！」
「いやくっつかないと私死ぬんですけど。
落下して超グロテスクな死体の出来上がりなんですけど」
「………………姉ちゃんなら大丈夫！」
「なにが？？なにが大丈夫なの？？」
お姉ちゃん色々聞き捨てならないぞ？？
「ではリクオ様
私が抱えたら問題はございませんか？」
「え？…うん、そうだね。ささ美よろしく！」
「はい」
「今度はささ美か」
「失礼します、A様」
ささ美にお姫様抱っこをされる
なんなんだ、これは
「では、また本家で」
「うん、姉ちゃんの事よろしく」
そして、私たちは捩眼山を飛び立ったのであった
(……………………………………)
A様、大丈夫ですか？)
(目ぇ開けてたら秒でドライアイになる)
(では、顔埋めててもらって構いませんよ)
(そうします)
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桜 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2019年9月30日 2時) (
レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 無礼物さん» コメントありがとうございます！夢主好きって言っていただけて嬉しいです！！これからも愛読よろしくお願いします！ (2019年9月11日 13時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - めっちゃ面白いです笑いきなり真面目スイッチ入る夢主ちゃん大好きです！かっこよくて好きです！応援してます！ (2019年9月10日 19時) (レス) id: f2bca18ad3 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - さーちゃんさん» コメントありがとうございます！そしていつもありがとうございます！どうぞこれからも愛読よろしくお願いします！ (2019年9月4日 1時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃん(プロフ) - 続編おめでとうございます!!楽しみにしてます！更新頑張ってください！応援してます! (2019年8月27日 16時) (レス) id: 577dc20b2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2019年8月26日 19時
