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「いないな。
まぁ女湯にアイツいたらそれはそれで問題だけど」
「それよりお嬢バレないように覗けというのはどうかと思います」
バレないよう『A様』ではなく『お嬢』に呼び方を変えた黒羽丸に流石ァ、と思ったら次の瞬間には普通に怒られた
「ブハァ！！何しやがる━━！！
てめぇら…何者だぁ━━！！」
「小僧、自分が誰に口聞いてるのかわからんのか。
ワレらは鴉天狗一族…知らぬわけではあるまい」
「カ…カラス天狗！？
本家の…お目付け役…なんで…ここに…ハッ」
どうやら襲っていたのは馬頭丸らしい
昔牛鬼と遊んでた時に一緒に遊んでもらった覚えがある
「え、に、二代目に似てる…ま、まさか……」
「よォ。私は"奴"の姉だ。覚えてるようで嬉しいよ」
この反応からして馬頭丸は私を覚えてそうだ
だからわざとらしくニヤァと笑ってやった
「なっ！？
て、てことは…やっぱり「お嬢！」うわっ！？」
名前を言われてしまうか、と思ったところにタイミングを図っていたように割り込んだのはトサカ丸だ
「時間がありません、若がいないなら先に行きましょう！」
「……いや何急にお前まともキャラ出してきたの？」
「はァ！？いや俺いつもまともなんすけど！？」
「頭にカビ生えてて？」
「カビじゃないわ！！！」
「うるさいぞ！！お嬢に口答えするなトサカ丸！」
「えええええ！！？」
兄貴マジか！？と騒ぐトサカ丸を説教し始める黒羽丸
その脇でささ美は馬頭丸にけがらわしい…と軽蔑した様子で見下ろしていた
わりと自由かよ三羽鴉
「あ、あんたは妖怪の主の、姉！！」
「うん？…ああ、無事か？陰陽師娘」
「な、なんであんたがここにおんねん！！
これはあんたの仕業か！？」
「いやいや……」
「口を慎め陰陽師」
割って入ってきたのはトサカ丸を説教していたはずの黒羽丸
トサカ丸を見ると白目剥いてた
何があったんだよお前
「これはお嬢の仕業なわけなかろう。
そうならばなぜ我らと共にお嬢が貴様を助けたと思う」
「うっ…そ、それは…」
「まぁいい気にするな黒羽丸。
こいつは陰陽師、私は妖怪。疑われるのは仕方ない。
でも一応言うが別にお前らを助けたことに他意はない。
無事なら、良かった」
なんせ、お前らはリクオの大事な友達なんだからな
そう思いAはふわりと笑った
黒羽丸たちはその時のAはいつもの笑顔とは違う笑みだったことに驚きながらも、ドキリとした
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桜 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2019年9月30日 2時) (
レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 無礼物さん» コメントありがとうございます！夢主好きって言っていただけて嬉しいです！！これからも愛読よろしくお願いします！ (2019年9月11日 13時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - めっちゃ面白いです笑いきなり真面目スイッチ入る夢主ちゃん大好きです！かっこよくて好きです！応援してます！ (2019年9月10日 19時) (レス) id: f2bca18ad3 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - さーちゃんさん» コメントありがとうございます！そしていつもありがとうございます！どうぞこれからも愛読よろしくお願いします！ (2019年9月4日 1時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃん(プロフ) - 続編おめでとうございます!!楽しみにしてます！更新頑張ってください！応援してます! (2019年8月27日 16時) (レス) id: 577dc20b2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2019年8月26日 19時
