傀儡師108人 ページ17
─
下からまじまじと眺め回して、うん、と思う。
「見た目私の好みドストライクなんだよな」
「…………私が？」
「お前が」
ひっじょーに複雑そうな顔。
「……因みにどのような所が？」
「線の細い敬語系黒髪男子。よくあるんだよなそういうキャラ」
あの、あれ。乙ゲーの世界に転生した系の。
「令嬢主人公の傍にかしずく執事みたいな？一時期そういうの読み漁ってたから」
ステンドグラスの注文でファンタジーのとか難しかったけど、ああいう類いのは手軽にその感じ味わえるから良かった。
「……ご令嬢みたいな扱いをしてほしいと？」
「いや、何でそうなる」
確かに憧れてはいたけども。
「貴女が執事系とか言うからでしょうが……」
違う。
何か違うが訂正できるほどボキャブラリーが豊富じゃねえのを切に悔やむ。
「兎も角やんなくていーから。てか寝るから。ちょい退け」
彼から離れ、ていていと手を払う。
「お腹空きました」
「なー……10分寝たら取り掛かるから。何かつまんどけば？」
再び寝転がると、ぎし、と後ろに微妙に傾く
「何」
「一緒に寝てます」
「……良いけど別に」
背中に当たる温もりが絶妙に気持ちいい。
「おやすみ…………」
返事を聞かずに目を閉じ意識を手放す。
……目が覚めて共々四時間近く寝ていたことに仰天し、その日の夕飯はいつもより多かった。
『
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camellia(プロフ) - あみさん» ありがとうございます！続編もよろしくお願いします、頑張ります！！ (2019年8月1日 15時) (
レス) id: 24ff41186f (このIDを非表示/違反報告)
あみ - とっても面白かったです！これからも頑張って下さい！ (2019年8月1日 15時) (レス) id: e50713e1b7 (このIDを非表示/違反報告)
camellia(プロフ) - え、携帯のお調子大丈夫ですか！？ わーい(ﾉ≧▽≦)ﾉ そう言っていただけると嬉しいです！ 正直リアルでの恋愛ゼロなので推しへの愛でここまで書けるとは思ってもなかったです() こっから面白くさせますよー！！！ (2019年7月18日 7時) (レス) id: 24ff41186f (このIDを非表示/違反報告)
SR400 - 携帯壊れてから見てなかったんですが、久しぶりに見るとやっばり面白いです！めっちゃキュンキュンしました！ (2019年7月17日 22時) (レス) id: d097415149 (このIDを非表示/違反報告)
camellia(プロフ) - SR400さん» 優しいお言葉誠にありがとうございます(*´▽｀*) 9話にも及ぶ長ったらしさによくぞお付き合いいただけました。これからも頑張らさせていただけます！ (2019年6月30日 8時) (レス) id: 24ff41186f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：camellia | 作成日時：2019年5月1日 8時
