第八話〜竜崎・霊夢編〜 Part 3 ページ15
「むっ、分かった！鑑識のおじさん！
あなた六つ子でしょう！」
竜崎が意地を張りながら言ったせいか、それとも、何も計算をしていなかったせいか、
鑑識のおじさんには、こんな事を言われた。
簡単に言うと、竜崎の期待を裏切るものだった。
「いえ、全然」
鑑識のおじさんが、そう言った。
「……では、苗字は『田中』！」
竜崎が鑑識のおじさんに向かって、
適当ことを聞く
「違います」
鑑識のおじさんは、
早く仕事に戻りたそうな顔をしながら答えた。
「……それでは、最近奥さんとうまくいってない！」
竜崎は、これだっ！といかにも、言いそうな顔をしながら、鑑識のおじさんに大声で聞く。
「いや、その、それは……」
鑑識のおじさんは、困った顔をしながら、霊夢の方を見る。
すると、霊夢が何かを察したようで、
竜崎にツッコミを入れた
「いらんことを聞くな！」
霊夢が、竜崎の背中をパンッっと、軽く叩いた。
「痛い……」
竜崎は、またもや、背中を摩りながら、霊夢の方を見る。
「あんたのせいでちょっと気まずいでしょうが！」
霊夢は竜崎に怒鳴った。
「どうすれば私の霊能力を信じてもらえますか？」
「だから貴方は霊能力者じゃなくて……」
霊夢は呆れながら、話を続けようとするが、
「分かりました。では鑑識のおじさんの、職業を当ててみましょう！」
竜崎に阻止されてしまった。
しかし、その横で竜崎は誰でも分かることを当てると言っていた
「そうな！ 鑑識な！」
霊夢が竜崎の話を遮り、少し怒りながら大声で言う
「だから貴方は霊能力者じゃなくて……
犯罪者でしょ！それも重大犯罪者！」
まるで、デデーンと効果音がつきそうなくらい、
周りなら見たら、驚愕するくらいのことを、
霊夢は口から言葉を零す
「えー」
竜崎がそう聞き返す
「えーじゃない！ 懲役50年と五ヶ月の重大犯罪者なんだから、ホントは刑務所のなかにいる所なんだからね」
霊夢は、『また説明をしなくちゃいけなのか…』と今にも言いそうな顔をした
「いやいや、新鮮ですね。私犯罪者？」
竜崎がそう聞き返す
「うん、犯罪者ね」
霊夢はもう慣れたのかそう答えた
「なんだかワクワクしますね。
名前書いたら人がﾀﾋぬノートとか落ちてないかな」
霊夢はそれ以上は何も言わず、
霊夢の頭の中は
『竜崎、頭大丈夫？』
と思ってるばかりだった
第九話〜竜崎・霊夢編 Part 4〜→←第七話〜竜崎・霊夢編〜 Part 2〜
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まや - 早く更新、頑張ってください！（名前変換無しェ） (2015年10月31日 6時) (
レス) id: 7486f4f46c (このIDを非表示/違反報告)
まや - 早く更新、頑張ってください！（名前変換無しェ七百七十七 (2015年10月31日 6時) (レス) id: 7486f4f46c (このIDを非表示/違反報告)
じゅのん(プロフ) - これ許可とって無かったら著作権に引っ掛かりますけどどうなんですか？ (2015年8月9日 17時) (レス) id: d93f0fe0db (このIDを非表示/違反報告)
アリス - あの動画か！竜崎の不思議な言動とか言いくるめのシーン好きです！クトゥルフ神話って他の動画でも面白いｗ (2015年2月7日 19時) (レス) id: 6317f06ffc (このIDを非表示/違反報告)
鳥 - やらない夫ぉぉあああ!!!個人的にはやらない夫とか張とか魔理沙とか三合会組が好きです。張が死んだときに魔理沙と手を繋いでるのがｱｱｱｱってなりますｗｗ (2014年12月2日 16時) (レス) id: f01f66d550 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東方Project好き | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/ZUN0318
作成日時：2013年10月28日 20時
