君と私と水平線【ONE PEACE】 (ページ14)

今日:6 hit、昨日:5 hit、合計:3,833 hit

2ーページ14

ゾロはルフィの入った檻を持ち運ぼうとする。

貴女「ちょ、そんな怪我してそんな重いもん持ったら…」

ゾロ「ぐっ……！」

貴女「ほーら言わんこっちゃない」

ゾロ「俺は俺のやりてェ様にやる！口出すんじゃねェ！」

貴女「はい黙れ。私も私のやりたいようにやる」

ゾロ「あァ！？」

貴女「私が運ぶから貸して」

ゾロ「はぁ？お前みてぇな弱え女が持てるわけねぇだr((貴女「よいしょっ」は、」

Aは軽々とルフィの入った檻を肩に乗せ運び出した。

ゾロ「うっ…そだろ…」

ルフィ「うっひょ～！！Aすげぇ！」

貴女「知ってる」←

____

貴女「ふぅ～。ここまで来れば大丈夫かな？」

ゾロ「馬鹿力…」

貴女「埋めるよ？」

ゾロ「もうダメだ。血が足りねェ」

貴女「ん？犬？？」

ルフィ「これ本当に犬か？全然動かねぇぞ」

ゾロ「知るか…そんなもん犬の勝手だ。お前はその檻から出る事を考えろ」

貴女「鍵があればいいんだけど…」

ルフィ「死んでんのかな」

と犬の目をブスッとさすと、犬はガブッとルフィの顔に噛みついた

ルフィ「痛え！！！何すんだ犬！！」

貴女「ちょ、目潰しはやめよ？」

ゾロ「てめぇ今の事態わかってんのか！？」

Aはルフィの顔にかぶりついてる犬を引き離す

貴女「な、なんて乱暴な犬なんだ…はぁ…はぁ…」

ルフィ「犬めっ！」

ゾロ「くそ…血が足りねェ！！」

ナミ「あんた達こんな道端で寝て何やってんの」

貴女「あ、航海士さぁぁあん！」

ナミ「誰がよ！！…一応お礼をしに来ただけよ。助けてもらったからね」

ナミはそう言うとカギを投げた

ルフィ「檻のカギ！！盗んできてくれたのか！」

ゾロ「これで逃げた苦労が報われるな」

ルフィがカギをとろうと手を伸ばす

パクゴクン

「「「「…」」」」

貴女「なっ！？」
ナミ「へっ！？」
ゾロ「いっ！？」
ルフィ「あっ！？」

犬が鍵を飲んでしまったのだ。

ルフィ「この犬ぅ！！今飲んだの吐け！エサじゃねぇんだぞ！吐け吐けこのヤロォーー！！」

「こらっ小童ども！シュシュをいじめるでない！」

ナミ「シュシュ？」

ゾロ「誰だおっさん」

「わしか？わしはこの町の長さながらの町長、プードルじゃ！」

町長さんはケガをしているゾロを自分の家で休ませてくれた

ナミ「この犬シュシュって名前なの？」

プードル「ああ」

ルフィ「こいつ、ここで何やってんだ？」

プードル「店番じゃ。わしはエサをやりに来ただけなんじゃ」