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なぜ彼がここに。
藤丸は言葉を失った。
「……いや〜驚いたなぁ。立香ちゃん、キミは本当に立香ちゃんなのかい？」
「なにそのロミオはなぜロミオなのみたいなセリフ！」
思わずツッコミが出てしまった。ハッと気づいて口を塞ぐ。ダ・ヴィンチを見れば彼はくすくすと笑っていた。
それにつられて、藤丸も笑った。なんだか懐かしい。
「ふふ、やっぱりキミは面白いね。そういえば、キミは今からどこへ？」
「ええとね、今から教会に行くんだ。タピオカミルクティーを飲むために」
「タピオカミルクティーを飲むために教会に行くのか…その、それはそれでなんだか神からありそうだね」
ダ・ヴィンチはなにやら勘違いしているようだ。どうやら藤丸が1人で教会でタピオカミルクティーを飲むとか思っているらしい。なんだその絵面。ぼっちでもやらね〜よ。
しかし藤丸はそれには気づかず、「ダ・ヴィンチちゃんもどう？」と誘いをかけた。彼は多少困惑しながらも「立香ちゃんに話したいことがあるから」と了承した。
「…まさか貴方とまた出会えるとは」
「我でも驚いたぞ。ダ・ヴィンチよ」
「わあ、立香ちゃん。キミ今世もマスターなんだね」
「あれ？言ってなかったっけ」
「聞いてないなぁ」
教会の椅子に腰かけ、セイバーと英雄王に買ってきたタピオカミルクティーを渡す。しまった、ダ・ヴィンチちゃんの分が無いと彼を見たが、「私は大丈夫だよ」と言われてしまった。
セイバーは嬉嬉としてそれを眺めるが、英雄王は怪訝な顔をしてそれを睨む。
「まさかこの世にタピオカミルクティーを飲むサーヴァントがいるなんてね〜」
「あはは、王様が飲みたいって言ってきて」
藤丸がそう言えば、英雄王はぎろりと藤丸を睨んだ。視線が痛え。
「おい、我はそんな欲しがるようなことを言ってはおらぬぞ。我は献上せよと言ったのだ、勘違いするなよ」
「彼は相変わらずだねぇ」
「むっ、なんですかこれは！初めての食感です！リツカ！これがタピオカミルクティーなるものですか！？」
「そうだよ〜。おいし？」
「もちろんですとも！」
「彼女も相変わらずだねぇ」
セイバーは食感を楽しみながらごくごくと飲んでいる。対して英雄王は…。
「………思ってたのと違う……」
顔を歪めながらそう言っていた。おいしいのか飲むことはやめていないが。
そんな英雄王を細目で見たあと、ダ・ヴィンチに顔を向ける。そろそろ本題だ。
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ウルクの民はここにいます…(プロフ) - ひでをさん» 閉じよ閉じよ閉じよ閉じよ閉じよのとこで「あっこれすんげぇ文字数ヤバいやつやん…てか文章地味に詰められてる説浮上なり…コメントしてやろwえっへっへっへwwww(P丸様のオオカミくん風ボイス)」って考えてましたもんww毎回お疲れ様であちょっと待ってコメの文字数やば (2019年10月16日 3時) (
レス) id: e3c16a62a9 (このIDを非表示/違反報告)
ひでを(プロフ) - ウルクの民はここにいます…さん» そうなんですよね…おかげでファラオのセリフを何個か消す羽目になりました(ゲス顔) まあファラオのスキル詠唱もくっそ長いし許されると思ってます！(クソデカボイス) (2019年10月16日 1時) (レス) id: 25d8ca0b7e (このIDを非表示/違反報告)
ウルクの民はここにいます…(プロフ) - 今回の38話目、大分文字数やばかったんとちゃいます？( ^ω^ ) (2019年10月15日 22時) (レス) id: e3c16a62a9 (このIDを非表示/違反報告)
ウルクの民はここにいます…(プロフ) - ひでをさん» キャストオフ、ダメ絶対(名前変えました梶井さんが好きな岩野泡鳴ですどうも) (2019年10月5日 2時) (レス) id: e3c16a62a9 (このIDを非表示/違反報告)
ひでを(プロフ) - 梶井さんが好きな岩野泡鳴さん» 初めまして〜！ありがとうございます！ 私もギル推しです笑 欲に素直な人間なのでいっぱい出しちゃいます…AUO… (2019年10月5日 0時) (レス) id: 25d8ca0b7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひでを | 作者ホームページ：
作成日時：2019年8月24日 3時
