12. ページ13
耳郎たちと共に入口に戻る。その途中で何回か敵に襲われたが、英雄王が一瞬で終わらせたり、上鳴の放電でなんやかんややったりして無事に入口まで戻ることができた。
「ぎ、ギルガメッシュ王、せめて羽織りを…」
そう言って、八百万が英雄王に何か着せようとするも英雄王は「いらぬ」の一点張りであった。あんたの身体じゃねーんだぞ(本音)
「…む？なんだアレは」
「ウワ…脳ミソ丸出し…」
「ってか、アレ相澤先生じゃね？ヤバくね！？」
英雄王は遠くにいる敵の持ち込んだバケモノを見る。近くにいて気づかれたら面倒なことになりそうだ。
「ど、どうすんのさ…」
「私たちではどうにも…」
「フ、まあ待て雑種。そう焦らずとも、貴様らの言う平和の象徴とやらが助けに来るであろう」
英雄王は淡々とそう言う。それに、耳郎が何かを言おうとすると、英雄王は自身のルビーのように紅い瞳を指差す。
「この眼は少し先のことを見れるのでな。なに、千里眼というヤツだ。…ただ、それが正しいとも限らぬ。まあ、その時は我も力を貸そう。リツカに嫌われる訳にはいかないからな」
そして、耳郎たちには目もくれずに例のバケモノを見つめる。
彼が誰かを救うのも、誰かのためではなく全て自分のため。彼がたった一人の魔術師を親愛しているからである。
事は進み、どうやら飯田が事情を伝えるためにここから抜け出したそうだ。それを知った敵はイライラしている様子である。
「……………」
もう誰も、言葉を発さない。
相澤はすでにボロボロだ。見ていて痛々しい。
「お前がワープゲートじゃなかったら粉々にしていた。ゲームオーバーだ」
敵はそう言う。それに安堵するも、敵の手が蛙吹に襲いかかる。
瞬間、相澤によって敵の個性は消された。その光景に英雄王は「ほう…」と呟いた。
そして緑谷が動き出す。「SMASH！」と緑谷の拳が敵に命中する。しかし、それを受けたのはあのバケモノ。うんともすんとも言わずに、ただその力を吸収した。
「ああっ、緑谷と峰田が！」
「ギルガメッシュ王！！」
「…待て。来るぞ」
出入口が、急に爆発を起こした。
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ウルクの民はここにいます…(プロフ) - ひでをさん» 閉じよ閉じよ閉じよ閉じよ閉じよのとこで「あっこれすんげぇ文字数ヤバいやつやん…てか文章地味に詰められてる説浮上なり…コメントしてやろwえっへっへっへwwww(P丸様のオオカミくん風ボイス)」って考えてましたもんww毎回お疲れ様であちょっと待ってコメの文字数やば (2019年10月16日 3時) (
レス) id: e3c16a62a9 (このIDを非表示/違反報告)
ひでを(プロフ) - ウルクの民はここにいます…さん» そうなんですよね…おかげでファラオのセリフを何個か消す羽目になりました(ゲス顔) まあファラオのスキル詠唱もくっそ長いし許されると思ってます！(クソデカボイス) (2019年10月16日 1時) (レス) id: 25d8ca0b7e (このIDを非表示/違反報告)
ウルクの民はここにいます…(プロフ) - 今回の38話目、大分文字数やばかったんとちゃいます？( ^ω^ ) (2019年10月15日 22時) (レス) id: e3c16a62a9 (このIDを非表示/違反報告)
ウルクの民はここにいます…(プロフ) - ひでをさん» キャストオフ、ダメ絶対(名前変えました梶井さんが好きな岩野泡鳴ですどうも) (2019年10月5日 2時) (レス) id: e3c16a62a9 (このIDを非表示/違反報告)
ひでを(プロフ) - 梶井さんが好きな岩野泡鳴さん» 初めまして〜！ありがとうございます！ 私もギル推しです笑 欲に素直な人間なのでいっぱい出しちゃいます…AUO… (2019年10月5日 0時) (レス) id: 25d8ca0b7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひでを | 作者ホームページ：
作成日時：2019年8月24日 3時
