someonelikeyou (ページ2)

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今日から働くことになった

あんま気乗りしない体を動かしてドアノブをひねった

「おはようございます！」

BTS)…

「えっと、今日から通訳をさせていただきます、イAです！」

一応顔と名前ぐらいは覚えたけど、テヒョンさん？がずっと睨んでくる

たくさんメイクさんや衣装さんがいるなか近くにいたメイクさんに話しかけてみた

「あの、…」

MK)あっ、君がAちゃん？可愛いー！

「あ、えっと…」

MK)何か言いたいことでもあるの？

「えっと、言っていいのか分からないんですけど、何かみなさんの雰囲気が…」

MK)私達にはそんなことないんだけど、
　あっもしかして、通訳さんだからじゃない？

「前に会った事件のことですかね？」

MK)多分、信用してた分ショックも大きかったみたいね

メイクオンニと話していると、

JM)あの、よろしくね、Aさん

ジミンさんが急に話しかけてきた

「えっと、はい」

ジミンさんはにこっと微笑んで行ってしまった

「あっジミンさん！」

JM)ん？

「これ、落としました」

JM)ありがと

「いいえ」

JM)…名前、覚えてくれたんだね

「仕事ですからね」

JM)じゃぁ僕以外のメンバーの名前も覚えてるの？

「まぁ、はい」

JM)残念、僕だけの特権じゃないんだ

少し不貞腐れたように話すジミンさんを可愛いと思ってしまった