対等【萌愛】 ページ24
心配されると…自分が弱くなる。
そんな顔させたいわけじゃない…。
優しくされると我慢出来なくなってしまうから…。
堪えてた涙が瞳から溢れ出す。
『ふっ……鰓くん…ッ』
顔を隠すように私は鰓くんを抱きしめる。
ポロポロと止まらない涙。
これはきっと私が弱い証拠。
『私は…萌恋ちゃんと対等でいたい。
萌恋ちゃんが陰なら…ッ…私は陽が良かったの…!!
だから…私は…自分の出来る最大の事をしてた…つもりだったの…っ。
そのせいで…萌恋ちゃんは濁って…霞んで見えてたの…っ?
私のしてたことは…偽善だったの…?
そんなの…わかんないよ……ッ!!!』
「…萌愛」
私は子どものように泣きじゃくった。
今までのことを全部涙で流すように…。
心を洗い落とすように…。
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アセロラゼリー(プロフ) - 作りました (2016年10月24日 7時) (レス) id: f53ed707bf (このIDを非表示/違反報告)
アセロラゼリー(プロフ) - 百合桜さん» 解りました (2016年10月24日 7時) (レス) id: f53ed707bf (このIDを非表示/違反報告)
百合桜(プロフ) - 終わりました!話がいっぱいなので続編頼みます(^L^) (2016年10月24日 0時) (レス) id: 29848ed227 (このIDを非表示/違反報告)
アセロラゼリー(プロフ) - 百合桜さん» いってらっしゃいです! (2016年10月23日 23時) (レス) id: f53ed707bf (このIDを非表示/違反報告)
百合桜(プロフ) - 編集してきます (2016年10月23日 22時) (レス) id: 29848ed227 (このIDを非表示/違反報告)
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