CHERI E 441 ページ41
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SG「…どーゆう朝の起こし方だよ」
「起こそうと思って乗ってた訳じゃないわ」
SG「んじゃあどういう訳？」
「観察してただけ、よ」
朝、目を開けるとAが乗ってた。
特に重たくもないけど上に乗られると流石に苦しい…
それにしても髪の毛長くなったな
元々肩に着くか着かないか位のミディアムで
少し癖のある髪は伸びてもそう変わらない
ふわふわしててサラサラで触り心地がいい
元々髪質が細いから多分そうなんだろうけど
てか、彼奴俺の服着てたな…
別にいいけどさ、俺の着る服出してて欲しかった
「今日バラエティだったか…」
SG「久し振りだな」
「ね。デビュー当時が懐かしい程に」
SG「言うてあんまり出てなかっただろ」
「個人業に勤しんでたからねぇ…言われるが儘」
SG「ㅋㅋ確かに」
「だけど見る分は好きだったけどね」
SG「その所為でアミからの抗議があったけどな」
「あー、確かに聞いた事あるㅎㅎ」
SG「俺達も不思議でならなかったけどな」
「そうねぇ…。
声を掛けて頂けるのは有難いけど、
正直私もグループメインで活動したかった。
女優業は本職の内じゃないし
与えられる言葉を覚えるより音楽をしたかった」
SG「…まぁ、今こうして出れるだけいいじゃん。
今は個人業落ち着いてグループメインで出てるし」
「その所為でプール行かされたけどね」
SG「根に持つな、お前」
「落とされた事は一生根に持つ」
SG「悪かったってㅋㅋ」
まぁ、誰だって嫌な事されれば根に持つわな…。
悪い事したとは思うけど
プールに慣れればと良かれと思ってした
無理な話だっけどな
本人曰く高所恐怖症の人がスカイダイビングして
バンジーを好きになれるかどうかの問題らしい。
分かり難いな
「…はぁ」
SG「どうした」
「んー…、正直人と付き合えば
ヒョナおんに達みたいになるんだと思ってた。
想像と違って自分で驚いてた所」
SG「人は人、俺達は俺達。
抑々あっちがラブラブし過ぎるんだと思う」
「まぁ、見てて微笑ましいㅎㅎ」
SG「でも俺達はベタベタする方ではない」
「ディスり？ㅎㅎ」
SG「ちげーよㅋㅋ
ペースも恋愛の仕方も人夫々違うもんだから
皆が皆ああなる訳じゃない。
喧嘩だってこれからするかもしれないけど
全部が全部分かり合えてるとは思ってない。
だから、言いたい事は言ってこ」
「…じゃあ今何したいの？」
SG「朝のキスがしたい」
「…ユンギってムッツリね」
SG「男はみんなそんなもん」
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作者名：RIKU
| 作成日時：2021年1月17日 18時
