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CHERI E 438 ページ38









「なに」


SG「ん」

「…ん?」


SG「……」





「分かり易す過ぎて面白かった」

SG「人の嫉妬を弄ぶな」

「これでも驚いた方なんだけどㅎㅎ」

SG「うっせー…


俺でも吃驚してんだよ。
演技って事分かっていても、ちょっと嫌な気になれば
そこからズルズルと何か引っ張られて行くし」

「貴方が嫉妬してしまう程
それ位いい演技が出来たって事ねㅎㅎ」

SG「ん」


「エレーナとしてキスして、
エレーナとしてシウを思って演技をした。

ただそれだけよ」

SG「じゃあ今は?」

「Aとして、貴方と今一緒にいる」

SG「それは…、演技か?」




「演技なら傑作ねㅎㅎ」

SG「分かり難いのが悪い」

「そうでも無いって」

SG「そうか?」



「一緒にいるとドキドキするとかは無いけど
だけどその分落ち着き過ぎて仕方がない。
音楽の話だって無駄に合わせる事無く話しやすいし

私は私をそうさせてくれるユンギが好き」

SG「…」

「これでも演技だと思う?」


SG「ないな」

「でしょ、分かってくれてよかった」




SG「すげぇいいキスしてた」


「そうね、アレは…まぁ」





SG「何、何だよㅋㅋ」

「いや、何でもない」

SG「逆に気になるから言え」

「言いたくない話したくない事は
誰にだってあるものよ?

そういう時は心に静かに収めることが大切なの」

SG「何のセラピストだ胡散臭い。
心に秘めて墓場まで持って行けるか?」

「…少なくとも私は持って行ける」

SG「…お前はな。
んじゃあそれでお前を追いかけて死んでもいいのか」

「熱烈な追っかけは固く禁じられてるわ。
我慢して、私の分まで生きなさい」








SG「無理矢理にでも聞き出されるか
お気に入りのゲーム木っ端微塵にされるか
正直に話すかどっちだ?」
「人質の代償が大きい…ッッ」

SG「おー、言うか?ん?」

「…笑わないで聞いてくれるなら話す」

SG「わかった」

「はい約束」

SG「はいはい


…んで?何だよ」




「貴方がしてくれるキスを想像しながら
キスの仕方を試行錯誤した」

SG「っぷww」

「約束破ったわね、もうしない。
一生しない死んでもしない」

SG「わるっw悪かったってwww
あーもう、ごめんっ!wwwおい!w」


「本当にもう辱められた!
離しなさい!捨てる物を捨ててやるんだから!」

SG「悪かったって!ㅋㅋ」


「五月蝿いわ!離しなさい!」

SG「やー、もう…ククッㅋㅋ」

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作者名:RIKU | 作成日時:2021年1月17日 18時

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