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CHERI E 423 ページ23









「「 … 」」





「退けないの?」

SG「…さぁ、」


「ㅎㅎきっとこの状況だと、
私があなたを誘惑してる悪い女みたい」

SG「若しくは俺がお前を
無理矢理襲ってる様にもな」

「そうね」





SG「もし俺がここでお前を襲うとしたら、


Aはどうする?」

「さぁ、アルコールに身を任せて
お互い未遂で終わるかもね。


誰かに話したとしたら」

SG「…経験は?」

「さぁね、アクションドラマに出てて、
個人での仕事がデビュー当時から多く、
恋愛ドラマ初演技

ここ迄言っちゃえば、分かるものもわかるでしょ?」


SG「学生の頃とか」

「練習生としてデビューに向けて勤しんでいた私に
ヒナ以外の子が居て交わえると思う?」






SG「ふっㅋㅋ確かに」

「だけどここでは嫌。
ちゃんと運んでくれなきゃ私は応じない」






これは果たしてイケない事なのか何て、
今の俺達には考えてもいない。

いや、考える事を避けているのかもしれない


デビューしてからここ迄の道程で
誰かに恋をするとか誰かと交際するだとか
それらを避けながら音楽を貫いていた。

誰かと熱愛だの出る事はあったけど、
それでもそれが真実か否かなんて本人しか知らない。

男女グループの中で、圧倒的に男メンバーが多いから
少なくともそう言う目で見られる事もあった。

だけど俺達は決して踏み込みもせず、
距離感は確かに近くても、そういう関係ではないし
勿論そういう事もしなかった。



じゃあ何で今なのかっていうのも分からない

いい大人なんだし、そういう事の認知は知ってる。
だけど俺達は、きっとこれから
そういう関係になるのかもしれない。






何度キスを繰り返したのか分からない
自然と其の儘口内に入って舌を絡めて

離れて其の儘首筋や耳にマーキングする様にキスして
下へ下へと其の儘下がっていく。

何を感じて、何を考えているのか分からないけど、
Aは俺の髪を触りだす。
あまり酒で酔う様なやつじゃないけど、
それなりにアルコールが回っているからか
いつもよりもふわふわしてる。

弄っている手を掴んで目を合わせれば、
若干虚ろな瞳が妖艶で、欲をかき立てられていく。

キスしながら押し倒して、
服を脱がそうと手をかければAも入ってくる。

ゆっくりボタンを外していくのが焦れったくて、
ある程度外れた所で脱ぐ。





もしも現実逃避が許されるのなら、
これが夢であって欲しい。

やけにリアルな夢だけど、少なからずAに
恋心を抱いているのには変わりないのだから。









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作者名:RIKU | 作成日時:2021年1月17日 18時

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