CHERI E 415 ページ15
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「スケートを題材にしたドラマですか」
PD「そうだ。
お前にピッタリだと思って引き受けたけど、
Aはどうだ?」
「いいとは思いますよ?」
PD「じゃあ、受けるって事でいいか?」
「はい、構いません」
PD「分かった」
「失礼しまーす」
PD「あぁ」
何だ、それだけか。
だったら電話でよかったのに…。
大体電話で話してから仕事が入ったりするのに、
てっきり曲の方かと思った思考を返して欲しい。
期限はまだ先なのは覚えてるよ?ちゃんと。
出ていく時にユンギから電話が来てその話したら
…あー、完全にあの人に騙された。
家の中真っ黒に塗ってやろうかな…。
黒が好きだから本望でしょ。ふん
JK「ぬなー」
「あらジョングク」
JK「ぬなも事務所いたんだ」
「…も?」
JK「ホソギひょんもいた」
「あー、あの子はダンスしに来てるんだったね」
JK「うん、ぬなは?」
「新しいドラマのオファーの話」
JK「へぇ、電話じゃなかったんだ」
「そう、いつもそんな感じなのに呼ばれたの。
ユンギに「曲の話じゃね?」て騙されたから、
部屋真っ黒にしてあげようか企ててる所」
JK「いいですね、俺も協力する」
「頼もしい」
悪戯されると仕返しを倍にして返したくなる。
まぁ、それが人間の性ってものよね。
よーく学んだわ、ありがとうユンギ。
JK「どんな題名のドラマ?」
「『氷の華が溶ける頃』て言う、
スケーターと記者の話」
JK「珍しくアクションじゃないんだ…」
「あ、今私も気づいた」
JK「スケートの話なんてぬな得意分野じゃん」
「そうね。
でもまた練習が必要になる。
一夜漬け期になって、
VLIVEも出れない日が続くかもね」
JK「えー、ぬなまだ出れない?」
「あの人はVLIVEに出させない気でいるのかもね。
意地悪おじさんに悪戯しておいで」
JK「したい。
あ、意地悪おじさん」
PD「…ん?」
JK「…どしたんですか」
PD「お前かヒュニの何方かに、
弟役で出てもらおうって思って」
JK「…俺は?」
「ふっ、ふふ笑」
JK「何で笑うの」
「いや、弟、でもいけるとは思うけど
何方かと言えば地元の年下の友達って感じかな?
ヒュニはハーフだし、ね?」
JK「…出たかった、」
PD「まぁ、その辺は俺も掛け合ってみるよ」
JK「本当ですか!?
うわぁ、痛ずしようか考えてたけど辞める」
PD「ジョングガ?」
JK「いや、なんでもないですよ?」
PD「…そうか、」
「私も知りませーん」
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作者名:RIKU | 作成日時:2021年1月17日 18時