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CHERI E 359 ページ9

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月終わりに近づけば
自然とAの体調をふと思う

仕事があるいつもは痛み止めを飲んで
痛みを押えて何も無いかのように振る舞うA

だけど今の時期は特に何も無いからか
きっと痛み止めも飲んでないだろうな…

JN「大丈夫？」

「んー、…何とか生きてけます」

JN「それは良かった」

｢ん"ー｣と唸りながらソファに寝そべり
そのままリビングのテレビで
ゲームをするぐらいは元気があると踏んだ。

その痛みは男には分からない痛み

男女には夫々に分からない痛みを持っているもんだ…

まぁそれが人間なんだと思うけど

SG「ほれ」

「んー、ありがと」

SG「痛み止めは？」

「空っぽ」

｢｢あー｣｣

「飲んでもあれ眠くなるんだよねー…
本当に買ってくれるのはありがたいけど…」

SG「どの辺痛い？」

「腰と下腹部」

JN「はい、これお腹に当てときな」

「ありがとうございますソクジンおっぱ」

JN「いいえー」

こんな風に項垂れる一週間とちょい

周期が人夫々の様に
終わるのも人夫々違うらしく

Aは少しだけ長い

毎月の末はいつもこんな感じだ

自分の部屋で寝転んでいれば
Aは部屋から出ることがないから

いつもリビングのソファで項垂れてる

キツそうだけど仕方がないことだしね、
俺たち男組には分からないから
サポートするぐらいしか出来ないけど

「あ"ー…はぁ」

SG「……」

「……人間辞めたい」

SG「無理だな」

「うん」

JN「スープ飲める？」

「ください」

JN「はい、零さないようにね」

SG「涎掛けでも付けるか？」

「その膝に零しても怒らないなら付ける」

SG「やめろ」

「あー…毎月ありがとうございます」

JN「いえいえ」

「美味しい」

JN「それは良かった」

「落ち着く」

JN「ㅋㅋㅋ」

ブランケットに包まれて
ちょっと雪だるま感あるけど
それもいつもの事だ

そんな姿が子どもっぽくて可愛い

ユンギと並んでスープを啜っては
｢はぁ｣と2人揃って溜息吐いてまた啜る

何か、こうして見るとおじいちゃんと孫って感じ

何でだろうね、同い年なのに…この2人

「本当このスープ美味しい」

SG「まぁジニひょんだからな」

「ね、うちの専属シェフ兼メンバー」

SG「それな」