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CHERI E 363 ページ13

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SG「うーわっこの女タチ悪すぎ」
「それね」
JK「ないわー」

ソファに3人並んで映画を見れば
何ともまぁ胸糞悪い話である

女ってのは熟々怖い生き物だと実感し
隣のAを盗み見てみる

Aが、こんな風な女になる…

なんて言うか、うん
映画の様な女よりもおぞましそう

何考えてるか分からないからな

「なに」

SG「こんな風な女になるなよ」

「……無理ね」

JK「ぬな何するか分かりませんからね」

「えーそんな狂気的な人じゃないわ」

｢｢いやいやいや｣｣
「ん？」

｢｢はい、確かに… ｣｣

怖い怖い

今のAがそういうこともあってか
不機嫌になる事はないけど…

ふと疑問だけど
あれってみんな不機嫌になるもんじゃねーの？

ミレぬなとか超不機嫌になるんだけど

え、Aが特殊なだけ？

「はぁー」
JK「はぁー」

SG「ちょ、流石に2人は重い」

「だって」
JK「だってー」

SG「いや、お前の後ろには誰もおらん」

「いるいる」
SG「えー怖い怖い」

「思ってないでしょㅎㅎ」

SG「見た事ないから知らん」

「へぇ」

SG「興味無さそうな返答すんな」

「ㅎㅎㅎㅎ」

JK「んー、ぬなぁ」

「あー人肌の体温って眠たくなる」

SG「それな」

ソファの上でドミノ倒しみたいになってし
正直2人分の重さと言うよりかは

ジョングガの筋肉量の重さで
Aが潰されてるような気がする

うん、1番重たいのはジョングガだ

まさに筋肉うさぎ。

SG「ねむっ…」

映画はまだ中盤で
恋愛映画特有の女の争いが始まっている

男の様に引っぱたいたり
髪の毛引っ張ってたり
蹴りあいだの
殴り合いだの
平手打ちだの

大変忙しくも激しい争いが始まってはいるが

Aとジョングガが夢の中にいるように
俺も俺で限界を迎え瞼が閉じる

起きた頃にはもう終わってんな

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NJ「あ、おはようございます」

SG「ん…〜っ」

NJ「と言ってももう夜ですけどねㅋㅋ」

起きれば誰かが掛けた毛布に
同じ体制で寝てたもんだから体が痛い

それにしてもだ

Aがここでこんな風に寝てるのが珍しい

寝るのはいつも自分の部屋だし
練習生の頃は作業室で寝てたりもしてたみたいだけど

しかもぐっすり寝てる

「……」
JK「んー…ｸｩｰ」

もう少し寝かせとくか