CHERI E 7 (ページ49)

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とあるペット達… ページ49

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今日もパパは踊ってる。

楽しそうに

だけど顔は真顔で

ｿｰ｢……｣
ﾖﾝﾀﾝ｢そんな目で見ないで｣

ｿｰ｢でもさ｣

ﾖﾝﾀﾝ｢言わないの｣

ｿｰ｢分かった｣

僕の友達

ソーはどこか引いた目で見てる。

まるでヤバいやつを見るような目で

あのね、これでも楽しそうだからいいんだよ。

てかママもそうじゃん

ゲームして
楽しそうに踊って
掃除しながら歌って
ソファの背もたれでストレッチして

あんな開脚凄いよ

ピーンって！もうそれはそれは綺麗に
真っ直ぐ縦に伸びてる脚

高いなぁと思いながら見てた。

パパは口を開けて見てた

TH「なーにー？2人とも」

ｿｰ｢2人だって｣
ﾖﾝﾀﾝ｢犬と猫なのにね｣

TH「2匹ともが合ってるのか？

だって人間じゃないもんね？
うん、2匹ともだ

どうしたの？2匹とも」

｢｢ (言い直した) ｣｣

ｿｰ｢不思議なダンス｣
ﾖﾝﾀﾝ｢僕らには踊れないね｣

ｿｰ｢当たり前だよ。
僕ら二足歩行じゃなくて四足歩行だから｣

ﾖﾝﾀﾝ｢そうだけどさ

1度くらいでいいから
僕もあんな風に踊ってみたい｣

ｿｰ｢まぁ、分からなくもないかも｣

僕ら人間なったらどうなるんだろう

パパみたいに楽しそうに踊って
沢山どこまでも走って

笑ってみたい

そして

ママと

パパ達の名前を

沢山

大きな声で叫ぶように言うんだ

TH「ひひっㅋㅋ一緒に踊る？楽しいよー！」

｢ほらおいで！｣そう言って僕らに手を広げて
二ヒヒと笑う僕らのパパ

いつも楽しそうに笑ってるパパ達とママ

そしてふわふわと触る手が好きだから

ﾖﾝﾀﾝ｢僕は人間よりもこのままでいいかな｣

ｿｰ｢？何言ってるの
君は犬で僕は猫

人間じゃないよ｣

ﾖﾝﾀﾝ「ヒヒっㅋㅋそうじゃん！」

ｿｰ｢おかしなタナ｣

TH「そんな一斉に飛びつくのはダメ無理わぁっ！」

おいでとするから
僕らは飛びついただけ

そしたら抱えきれなかったパパが倒れ込む

｢｢わぁっ！｣｣

TH「いひひっㅋㅋ

仕返しのぎゅーっだ！
どうだ！参ったか！ㅋㅋ」

ｿｰ｢食われる食われる食われる！｣
ﾖﾝﾀﾝ｢あははっ｣