CHERI E 289 ページ39
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「Aはちゃんと寝てまーす」
ぬなの部屋をノックすれば
何故かそんな声が聞こえた。
一体何があったんだ…。
まぁ多分ジニひょんに言われたんだろうと思うけど
生憎俺はそれを聞きに来た訳では無い。
なんの事だかさっぱりだし
NJ「なんの事か知らないんですけど
一体ジニひょんと何があったんですか?」
「あぁ、ナムジュンか…。
ううん、なんでもなくはないけど気にしないで」
あ、何でも無くはないんだ
でも気にしないでと言われれば
気になってしまうのが人間の性ってものだと思う。
NJ「気になるので言ってくださいよ」
「気にしないでよー」
NJ「それで気にしないではいられないのが人間ですよ」
「大丈夫。そう言われて気にしない私も人間だから」
NJ「ああ言えばこう言うぬなって割と性格悪いですよ」
「そんな事…」
NJ「ありますからね。
ぬな自身が気づいていないだけで」
「ナムジュンって意外と酷い」
NJ「酷くないです」
「違うの、私が悪いんじゃないの
勝手に嫉妬して何故か対抗心抱いてる
ソクジンおっぱが悪いの!」
NJ「はい?」
JN「べ!」
NJ「べ?」
JN「っつに〜?対抗心もし、ししし!嫉妬も!
なーんにも!?抱いて無いからァ!」
NJ「益々話が見えない」
「私が明け方までゲームしてるにも関わらず
ニキビ無しの肌荒れ無しでいる事に僻んでる…
らしい」
JN「僻んでないから!
羨ましいとか?
どんなスキンケアしてるのとか?
ちょっと知りたいとかも?
べ!つに思ってない!」
NJ「あぁ」
てか、何で「べ!」てそこだけ強調するのか…。
その度に唾が飛んでる様に見える。
そもそも「べ!」てなんだ「べ!」て
確かに一週間のお友達と騒いでるテヒョンとか
ミレぬなにスキンケアの仕方を学んでたグガよりも
ぬなの肌は綺麗だ。
夜中までゲームに明け暮れるぬなだけど
肌関連は全くもって不明だ。
「?」
其れに隈も無いし。
「私をドーナッツにする気があるのか
それとも集合体恐怖症にさせる気ですか?」
JN「何でもないよ!べ!」
NJ「ジニひょん、その「べ!」を兎に角やめてください」
はぁ、嵐が去って行った。
あれは雷様だな
なんか怒ってるし。
「ナムジュンは一体何をしに?」
NJ「あぁ、俺はこれを渡しに来ました」
「あー、いつもの所に入れて置いて」
NJ「はーい」
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作者名:RIKU | 作成日時:2020年3月14日 18時