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特にこれといってする事ない

という訳でも無く

だけど只々パソコンに向かってて
肘ついて眺めてるのが今の状態。

SG「うおっ〜ｯ……吃驚した
不意打ちは駄目だな。ぼーっとするな」

なんだAか

何か俺頼んだっけ

いや、何も頼んでない。うんそんな気がする。

じゃあなんの電話だ？
部屋に勝手に入るなか？

前科はあってももうそんな事しない。

SG「わっかんね。

もしもし」

"｢車出して！｣"

SG「は？」

"｢助けてっ！ゆんぎ！｣"

SG「状況が掴めねーんだけどどうした？」

"｢ゆんぎ！っ｣"

何か焦ってるし
本能的に俺もヤバいって思う

結構な急ぎ足の音が聞こえるし

SG「何処か建物とかある？」

"｢ｯｯぁ、あった。ある｣"

SG「その建物の中に入って
んで、何処にいるか教えて。いい？」

"｢うんっ早く来てｯ｣"

SG「わかった」

送られて来た場所見る限り
よく行くペットショップ

焦ってたし急ぎ足な所から誰かに付けられてる？

サセンか？
ストーカーか？

それだとしても早く行こ

JN「ユンギ！」

SG「ひょんにも電話来ましたか？」

HS「グルチャですよ！」

TH「どうしようどうしようぬなが！」

JM「ぬなまたっ」

NJ「今こうしてる場合より
早くぬなの方行かなきゃですよ」

JK「ペットショップのルートよりも
こっちから行った方が早いです！

早く行きましょう！」

絶叫マシーンとかホラー映画とか
そういうのでは全く怖がらないAが
電話越しで鼻声だった

泣きそうな、泣いてそうな

そんな声で言ってた。

連れ去り拉致事件といい
何でこうもAに危害を加えるのか

何もしてない筈なのに

何でこうなるのか

SG「A！どこにいる？」

"｢っっ｣"

SG「A！」

"｢女子トイレにいるっ…ｯけどｫっ｣"

｢｢ ?? ｣｣

"｢目の前に誰か立っててるｯ｣"

JN「目の前って事は扉の前だよね？」

HS「そうなりますよね。
並んでるだけじゃなくて？」

JM「それなら態々扉の前じゃなくても良くないですか？」

SG「男か？女か？」

"｢わっかんないｯごめんっ｣"

SG「A、大丈夫。な？」

JK「どうしますか？」

TH「行かなきゃ！ぬなが危ないんだから」

NJ「あ！テヒョナｯ！」