CHERI E 111 ページ11
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青春
思春期
反抗期
大人の真似をした子ども
変わる変化に苛立って
人や物、周りに当たり散らして
沢山迷惑をかける時期
誰か僕を救って
誰か僕の手を掴んで
離さないで
ギュッて、握りしめて
怖くて苦しくて辛い
朝日が差し込む静けさの中
ビルの屋上に取り付けられた柵を超え
風に靡く髪の毛も無視して
唯々何も無い無地の空を眺める
まるで、今にも消えそうに
空に近ずきたそうに空を眺める
HS「何か、儚い…」
NJ「確かに」
太陽が登る前の空に
裸足で屋上の端に座ってるA
一本の線を辿るかのように
立ち上がって一歩一歩
綱渡りを歩くの様に歩く
監督「カット！」
ｽﾀｯﾌ「確認しまーす」
SG「危ねーよ」
「スリル満点だね〜」
SG「志願者じゃねーだろ。ほら、」
「死にたいと思う？」
SG「……」
「辛くて苦しいと思う？」
SG「……さぁーな」
「ねぇユンギ」
SG「ん？」
徐に俺の頭を撫でるA
セットされた髪の毛が少し崩れる
行成されたけど特に抵抗もしない
別に撫でられるのが好きとかは無いけど
されるがままの俺
SG「何だよ」
「いやー、撫でやすいなーと思って」
SG「お前より身長高いし」
「数センチねーㅎㅎ」
SG「されど数センチだわ」
「靴を履けばどーにでもなるよ」
SG「うっせ」
「ㅎㅎㅎㅎ」
SG「行こ。ジニひょんがさっきから五月蝿い」
「お昼ご飯だべよーだってー」
SG「……だりぃ」
「頭から水かけてあげようか？」
SG「何のいじめだよ」
「目醒めるかなーって思って」
SG「それで飯も食うだろうって？
なるわけねーよㅋㅋ」
「食べないとソクジンおっぱが
あの得体の知れないあの唐揚擬き
口の中に突っ込むって」
SG「わーった食う。腹減った
て言うかフルーツ唐揚げな」
「うわぁっ…」
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作者名：RIKU
| 作成日時：2019年6月13日 23時
