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CHERI E 133 ページ33










「草原を走って〜歩道を走って〜
走ってばっかだね〜」

SG「まぁ、曲名が走るだからな」

「走ってばっかの人生なんて疲れるよ〜」

SG「其れは分かる」

「ねー。髪の毛もミントカラーに染まって」

SG「ブリーチしてチリチリだわ」

「うん、チリチリしてそう」






俺いつか禿げんのかな
禿げるのも時間の問題だと思うけど

禿げたアイドルなんて…うん絶対やだ
何としてでもこの頭皮は守り抜かないと

と、心に決めた今日。


草原まで撮影しに行き
また戻って各々の撮影をしーの
そんでトンネル走ってーの

もう、疲れた。お爺ちゃんにはあれだ
体が重たい。




JK「何やってるんですかー?」


「ユンギの頭皮に元気を分けてるのー」

SG「弄ってるだけだろ。そこには何も無い」

「あるある。毛根を強くさせなきゃ抜ける」

SG「おいㅋㅋㅋㅋ」


JK「僕の元気も分けましょうか?」

「若い元気さも必要だからお願い」

SG「いらん」

JK「まぁまぁそう言わずに」

SG「やだ、マジで。ガチでやめろ」

「必死だね〜」

SG「他人事みたいに言ってるけど
お前が言ったからどうにかしろ」

「珈琲持ってきてあげるよ」

SG「おいったい!」

JK「えへㅋㅋ」

SG「えへじゃねーよ」






青春を描いたこのテーマなんて
まさにマンネline達が似合う。

若者が故の葛藤的な部分や
大人になるにつれての儀式みたいなもの。


そんな成長を遂げようとしてる中
このジョングクの悪戯は止まらない。

身長も高くなって今じゃ越されて
俺が若干見上げる立ち位置。

クソ、成長痛で全身痛みに苦しめばいいのに。





「ユンギー」

SG「お?あー、ありがと」

「いいえー。はいジョングクにはコーラ」

JK「ありがとうございます!」




「そう言えば昨日いいお酒あった」

SG「へぇ、それ飲も」

「いいよ〜」

JK「……俺も飲みたい」

SG「未成年の飲酒は法律で禁止されてる」

JK「ひょん絶対守ってなさそう」

SG「律儀に守ってたな」

「偉いねー」

SG「何、守ってなかったん?」

「ロシアと韓国の法律は違うからね〜
最初それがわかんなくて18で飲んだ」

「「 うわぁ 」」




あーそうか
ロシアは18から飲酒解禁って
なんかあった気がする。

でも韓国でもそんぐらいの歳の奴が
バリバリ酒飲んでる事なんてざらにいるし
一応違反っちゃ違反だけど…




SG「まぁ、いいんじゃね?」

「だよね。法律知った以降飲んでないし」

JK「ほんとですか?」

「飲んでないねー、そう言えば」

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作者名:RIKU | 作成日時:2019年6月13日 23時

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