CHERI E 2 (ページ34)

今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:181,398 hit

CHERI E 74 ページ34

・

「お疲れ様～」

JK「ありがとうございます」

「ターン惜しかったね～」

JK「でも上手に出来ますよ、俺」

「そうなんだ～ㅎㅎ」

JK「あ、ぬな疑ってますね」

「そんなことは無いよㅎㅎ」

JK「そういうことにしときましょう」

なんか今にも落ちそう
ぬなふらふらしてる人だし

て言うか珍しい、ぬながプール来るなんて
海洋恐怖症なのに

プールは大丈夫なのかな

JK「ぬな無理しないでくださいね」

「んー？あー、見てないからいいよ」

JK「それなら尚更危ないですよ
足元見ないとこの中落ちますよ」

「そうだね～、少し離れないと～」

なんて言いながらも
離れようとする気ないし

本当に大丈夫なのかな

でも、こう見てればさ
ほら、悪戯心に火がつく
いやでも辞めておこう

なんか、うん。
色々と危ない、気がする

JK「え？」

バシャンと音が鳴った

ぬながいない

え、まさか…？

え、まさかだよね？

JK「ぬな！」

「っは、ｯ」

JK「ぬな！ぬな！大丈夫ですか！？」

「はっっぁ、ごめんなさい、足滑った」

JK「だから言ったじゃないですか！！」

「ごめんなさい、本当に」

JK「無事でよかったです」

「あぁー、無理、怖い」

だろうね
だって落ちたんだもん

そりゃ怖いはずですよ

生まれたての子鹿って程ではないけど
若干震えてるように見える

まぁ、そりゃそうだよね
そうなるよ

JK「ぬか、服大変ですよ」

「んー」

JK「……ぬな？」

「ごめん、ちょっとまだ少し」

JK「大丈夫ですよ、もう陸ですから」

「うん、分かってる。大丈夫」

明らかに大丈夫ではないよ
明らかに震えてるし

バスローブ被せておこう、濡れてるし

体育座りで顔埋めてるから
全くもって表情とか分からないけど
何とか震え止めようとしてるのかな

やっぱぬなはプールはダメだな
夏休みの時もそうだったし

JK「ぬな、」

「ん、大丈夫だから」

JK「掴んで？」

腕が微かに赤くなってて
痛みで震えを止めようとしてるのか

はたまた掴む力が強すぎて
思わず爪が食い込んでるのか

どちらにせよこのままだと後にも残りそうだし
それに、血が出そうだから

掴んでくれる気配すらない
こりゃ無理矢理にでも掴ませよう

解･力技

JK「怖かったですね」

「ん、もっ大丈夫」

JK「そうですか」

「はぁ…」

よしよし