CHERI E 2 (ページ49)

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とあるARMY視点ページ49

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黄色い歓声が再びあがった。
そりゃそうだ、cherie様が再び登場したのだから。だけど、大丈夫なのかな…

と、ジョングクさんにサインを貰いながらそう思う。

JK「？あの」

「あ、はい！あ！ありがとうございます」

JK「いえ、此方こそありがとうございます」

「はい…」

JK「…御心配お掛けしてごめんなさい
ぬなは笑ってるからもう心配しないでください」

「あ、はい」

JK「来てくれてありがとうございます」

最後のジョングクさんからサインを貰って会場を後にした。

cherie様…

何か、cherie様の写真をてたら心が痛くなってきた…。何があったんだろうと、気になるばかり

だけどcherie様は笑っていた。
と言うよりキョトン顔と言えば正しいのか、何事も無かったかのようにステージに再登場

あの流れていく血を見れば何処か怪我をしたのは一目瞭然。痛いはずなのに

「ハウン！」

「ミスク～！」

「シェリーってやっぱ
生で見ても綺麗でかっこいいね」

「分かる！やっぱり憧れる…」

「何だろう、メンバーのバランス感がね
あの中で良く凄いいい感じだった」

「確かにねー」

「……気になる？」

「そりゃ、心配…」

「あのね」

ミスクから聞いた衝撃的な話は、夜ご飯が喉を通らない程悲しい事だった。

塩酸は少量でも皮膚に触れれば火傷を負う。だから、あの時血が流れていたんだと考えが着いた

だけど、cherie様は自ら其れを被ろうとした。何でと思ったけど、其のペットボトルを持ってきた女の人多分泣き叫んでいたあの女の人がそうなんだろう。

あの人はもう少しで出てきそうな所を阻止した。その結果肩にかかったんだ。もし阻止なんてし無かったら頭から被っていたかもしれない

それはミスクに聞いた話

「何で自らかけようとしたんですかｯ…」

大胆不敵にも程がある。
だけど、cherie様は涙なんて流していなかった

普通だったら泣く所かあの女の人の様に泣き叫ぶよ、火傷だし塩酸だし。だけどcherie様は痛そうな、苦しそうな顔をしていただけ

それに、あの綺麗な肌にはきっと、傷が付いたはず。いや、絶対大きな傷が付いた。

無茶な真似をしたcherie様…
本当心臓に悪いから辞めて欲しい

「自分を大切にしてください
私は貴方に憧れているんですから」

何て、ポスターに言ってもそりゃ返事はあるわけがない。だけど、私は事実を言った。