CHERI E

CHERI E 13 ページ13

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楽しかったのにな〜

気づけばいなくなってて
部屋の中に置かれてる手紙があって

あぁ、居ないんだなぁ
辞めてしまったんだなぁって

涙は出ないのに悲しい




こんな時でも出てくる曲があって
ついついパソコンで曲を作り始めてて

気づけば歌詞まで打ち始めていて

体が頭と連動した動きに
どんどん出てくる言葉達が

少し哀しくて少し淋しくて

初めて





くらい闇を歩いてるような

くらいトンネルを歩き始めたような

光が見えなくて立ち止まってしまった

もう会えない？会える事なんてない？

楽しい思い出が沢山ありすぎて
悲しくて寂しい思い出がなくて

泪が出なくても 頭が痛くなってくる




連動していた手が止まった
目の前のパソコンには

並んだ言葉の歌詞

この曲は誰にも聞かせることも無いのかな

貴方達を思い浮かべて綴られたこの歌詞は

誰にも 何処にも 人知れず 私の中にある




手紙に書かれた最後の部分には
連絡先がそれぞれ書かれてあるけど

きっと今の私には

そこに繋げることなんてない








「ごめんね、」



背中から伝わる体温なんて
もう分かってるよ

おんにの匂いがインプットされてるから
バレバレなのよ、おんに

でも嬉しいよ



でも皆の手紙には同じ言葉がある
" また絶対会う "

会おうではなく会う

嬉しいね

頑張ってね、そこで






ZN「大丈夫だよ」

「うん」

ZN「Aの作った曲持って行ってるから」

「うん」

ZN「Aを忘れる事なんてまずない」

「うん」

ZN「忘れてたらおんにがぶっ叩いてあげる」

「おんにの手が痛くなるから辞めてね」

ZN「わかった」



「チヨンおんにもありがとうございます」

CY「ううん、大丈夫」

「ダヒもミソも」

DH「ううん」

MS「私も少し寂しかったので」





未だに抱きついてるジンニおんにも

頭を撫でるチヨンおんにも

可愛い甘えん坊なダヒも

横から抱きつくミソも


一人っ子の私には

初めてお姉ちゃん妹が出来た様で



感性が似てるイクチェおっぱも

時々ぼーっとするヒョサンおっぱも

何気に波長が合うユンギも

何故か自己振り付けが合うホソクも

会う度何か壊してるナムジュンも

偶に弄ってくるドンヒョクも


お兄ちゃん弟が出来た様で

私には嬉しさとかがあって




この日初めて

一緒にいたこといることが

存在が、出会いが嬉しくて

別れが悲しい事、淋しいことを


教えてくれた日

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