温もり、暖かさ ２

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困った



ひっじょーに、困った







奏四君ママと入学式後に


お昼食べて仲良くなった




これからAの小学生LIFEが


沢山友達できて

沢山学んで

沢山いろんなことして





楽しかった出来事や


友達の話を


永遠と可愛いあの天使のような笑顔で


話してくれることを


期待に胸を抱いていたの、だ、が








麻実「学校楽しかった〜？」


A「はい」


麻実「お！何が楽しかった？」


A「図書室で沢山本読んだこと〜」









次の日


麻実「お友達できた〜？」


A「ん〜？」


麻実「お友達、出来た？それとも何か言われたりした？」


A「オセロって言われた〜」





新手のいじめ！？


A「アメリカから来たマノバンさんとオセロって言われた〜」


麻実「オ、オセロ………」


A「はい」


麻実「いじめ？」
A「なにそれ」
麻実「違うならいいや」



A「？？」





その次の日



麻実「今日は何したの？」


A「今日は教科書で勉強した〜」


授業ってそう言うもんじゃないかな？



麻実「お、お昼休みは何したの？」


A「お昼寝した〜」









麻実「Aに友達はいるの！？」


彩「いや、私に言われても……」


麻実「だって、ぜーんぜん聞かないんだよ！？不安にならない！？もしかして馴染めてないとか？あー、転校させた方がいいのかな」



彩「転校させる方向になる思考早くない？」


麻実「だってさ〜！」


静香「その奏四君ママさんには？聞かないの？」


麻実「それがさ〜」






つい事ないだ



詩暢「Aちゃんにお友達？」


麻実「何か聞いてませんか？」


詩暢「麻実さん」


麻実「は、はい」


詩暢「私も聞こうと思ってたんですよ、それ」


麻実「Aの事ですか？」


詩暢「奏四です」


麻実「え？」


詩暢「奏四もまさに同じなんですよ！友達の話も学校の話もあまりしなくて、聞いても、『まぁ、楽しい』『図書室で本読んだ』『寝てた』『何かオセロ女子とかなんとか聞いたことある』みたいな」







絵里恵「はいはい！質問でーす、麻実ママ」


麻実「ママじゃないけどはい、絵里恵ちゃん」


絵里恵「オセロ女子とはなんぞや？」

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