Re:#27 ページ27
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「んー、中々の高さだ
ここならひとっ飛びすれば一溜りもないね」
｢っ！？あなたっ｣
「やぁ」
｢っは、離れて！
私は、っっ飛び降りるんだから！｣
「だったら飛び降りたまえ
僕が見届け人になってやろう」
｢はっ？｣
「止めて欲しいのかい？」
｢っっ｣
「知ってるかい？
ここから飛び降りれば頭蓋骨は粉砕され
そこから脳みそが飛び散り
アスファルトには血溜まりができる
綺麗とは言い難い死に様になるんだ」
｢別にっ！私は元から汚いっ
打撲だって！切り傷だって！
たくさん、っ沢山あるんだから！｣
「ふーん、そう
君は何故ここを選んだ？
1人で死ぬため？それとも誰かに止められたいから？
そして
誰かと一緒に死にたいから、とか？」
｢っ｣
「言っておくが飛び降り自 殺はおすすめしない
するとするならー、そうだなぁ
首吊り？
んーそれもそれで苦しいだけだしなぁ
入水かー、窒息とか？」
｢っ｣
「一躍有名人じゃあないか
こうして中継されれば待歩けば誰だって噂をする
初々しい君のテレビデビューだ
おめでとう
そして僕は
そんな初々しき君の自 殺に付き合ってあげる」
｢っはぁ！？｣
｢｢ ！！！！？ ｣｣
JK「Aっ！！！」
そうか、こうやって下になるのか
まるで足につける重しの様だ。
頭は1番重い
そして、下から吹き付ける風
これで自然と頭が下になり
ﾎﾞﾌｯ
アスファルトに打ち付けられ
無惨な形で人は死ぬ
いい経験になったよ。
やっぱり、飛び降りはよくないな
｢っなんて事するのよ！！｣
「飛び降りの感覚はバンジージャンプと同じだ
だからそう言うのをやりたければ
バンジーでもすればいい。学べるからな
人生は長いと誰しもが言うが
それは違う。人生は短い
いつ何で人が死ぬかなんて考えると
僕らはなんて知りもしない内に起こりうる
別に僕は止めはしない
だって君の人生に興味はないし
それを知ろうとも思わないのだから
ただ、やるとするなら人に迷惑をかけるな
それだけだ」
｢待ってっ｣
「はぁ、なんだい？」
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作者名：RIKU
| 作成日時：2016年8月28日 23時
