とある愛好家

Re:#24 ページ24

･









声をかけていただく分はまだいい。


だけど行けないものに行けないと答えるも
執拗に何度も誘うのはどうかと思う…

結局はあれだ、執拗い男は嫌われる



あれ、これって男女兼用語だよね。うん








はぁ…やだなぁ






ﾛｾﾞ「あの、本当に無理なんです
ダンスや歌の練習だってあるので」

｢えぇーいいじゃあん
少しだけ！ね？｣




あざといという言葉の履き違えはよくないと思う。

そんな顔されても
特になんて思わない私が可笑しいのかな…

て言うか、うち恋愛禁止だから
そもそもそんなネタを撮られれば
色々と言われるのはこちら側何だけど…


ダメダメ、イライラしてくるけど







「それでーㅋㅋ」
JM「あはっㅋㅋだよね」

TH「それはAが悪いんでしょー？」

「えぇー何処がァ？ㅋㅋ」









いい所に来たと思ってしまった私は
きっとどうかしてる

だって対して友達ではないし
あの時は偶々話したってだけ

そのあとは何も無いし連絡先だって抑知らない


だけど、少しだけ助けを求めてしまうのは
少なからず話したことがあって
辛うじて知り合いという分類には入ると思うから




だとそう思いたい







「うおっと、と？」

｢｢ ……？ ｣｣

「えー、何？」


ﾛｾﾞ「……」

｢あれ、防弾少年団のリーさんじゃないですか！
お疲れ様です！｣

「あーお疲れ様でーす


え、本当に何？」




｢あー今ご飯の予定を聞いていたんです
この子がちょっと執拗くて…ㅋ｣






違う。私はそんな事しない。
こんなのでっち上げだ

私ってこんなにもメンタル弱かったっけ…








「だったら断ればいいだけの話では？」

｢え、あーあははㅋㅋ
勿論断りましたよー

それでも執拗いんで、困っていたんです｣

「ふーん、執拗いならそのまま帰ればいいのでは？」

｢追いかけてきてて、｣


「ふーん…


僕の見解が正しければ
執拗いのは君ではないかな？」

｢っは？｣





「君も彼女も衣装のまんまだ
そして僕の記憶が正しければ
君と彼女は控え室が逆ではなかったかい？

そう考えると

彼女は控え室に戻ろうとしていた所を
君の執っっ拗いナンパに捕まっていた

そうじゃないか？」


｢違いますよㅋㅋやだなぁ｣


「ふーん。ま、確証はないし
君と彼女のいざこざに僕は関係ない。

君が執拗いと豪語するなら君を助けよう
さ、自分の控え室に帰りたまえ」



｢っありがとうございます｣









･

Re:#25→←Re:#23

→ 目次へ｜作品を作る
他の作品を探す