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四次元。16 ページ16

Sh 3







日ハムにいた頃から思ってた

この子って、何処でも自由な子だなって。今でもゴルフ場にいた猫と一緒に「寒いねぇ」なんて話しかけてるし。だけど「季節の急なツンデレって人間味あるね」って話してるのには、不覚にも吹き出してしまった。

分からなくもないけど…、そこを人間で言うツンデレに比喩してるのに面白い。




「こんさん何してんのー?」

近藤「Aこそ、ゴルフやんないの?」

「いやぁ、板ちゃんが行くから来ただけー。
俺ゴルフ未経験だから取り敢えず皆の見て学んでまーす」

近藤「多趣味のAでもゴルフは未経験なのね笑」


「んー…確かに」




Aって結構アウトドア系なものが趣味に多いイメージだったから、割とゴルフもしてるものかと思ってたし、毎年参加してるかと思ってた。

案外集会系のには参加しないんだなぁ…あんまり参加しないって言ってたし。意外な一面。結構皆とワイワイするのが好きな方でも、誰かがいるから参加するってのも。自分の好きな事に費やす事が好きで、そこに誰がいようがいまいが1人でするのも好きだったりする所とか。

何か、Aって自分の時間の楽しみ方を知ってるんだと思うと、大人って感じがする。




柳田「Aー、やる?」

「やるー!」

板東「A利き手どっちでやる?」

「んー、右」



柳田「そこ迄腰引かんで、イメージとしては振り子」

「あー…」

「「 おぉー!! 」」



甲斐「すず上手いやん!笑」


「何処まで飛びましたー?」

甲斐「俺まだよ笑」

「勝負しよ!」
甲斐「お、何か賭ける?笑」




ありゃハマったな笑

Aってあれだ、インプットしてからアウトプット迄が早い様な気がする。1つ教えれば、そこから自分のものにする迄も早いし、頭の回転が早いって言うのかな…?




「引き分け?」


村松「引き分けやな笑」

「まじかー」
甲斐「もう1回やる?」

「よし、トーナメント戦で」

甲斐「いいね笑」
「人数はここにいる人達で、テキトーにやってこ」

甲斐「ははっ笑」

「最初は俺とたくさんで」




最早そこにいればトーナメント戦に入り込まれると言う、本人も吃驚するであろう、知らない内に参加しているパターンの勝負。自由参加と言うより最早強制参加。怖いな、笑

でもまぁ、見てれば楽しいものか。監督でさえ「嘘だろ!?」なんて吃驚してるし笑本当、上下関係の概念を尽く壊していく破壊神だな、A。




「俺は監督の池ポチャを願う」
小久保「就任早々そんな不吉な事を願うな」













(本当に池ポチャだ)
(監督落ち込んじゃったよ…笑)
(かわいそー)

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作者名:RIKU | 作成日時:2023年11月11日 11時

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