検索窓
今日:34 hit、昨日:16 hit、合計:183,301 hit

猫。44 ページ44

B63







山崎颯「AさんAさん、あそこ見てください」

「なに?」

山崎颯「カメラ向けられてるので、
何かファンサしてみて下さいよ」

「証拠は押えた。庄司さん呼んで現行犯逮捕」

山崎颯「いやウチは特別撮影禁止してませんから笑」




普段あまりファンサと言うファンサをしないAさんに、少しでもと思って教えたんだけど…笑まぁ、これもこれで、ファンの方にファンサの一環と思ってもらえれば、それはそれでいいや。

でもそうだなぁ、試合中だから試合に集中しなきゃいけないのは分かってはいるけど、何かしたい欲求に駆られる。

カメラ向けられてるし、Aさん近くにいるし…。




山崎颯「Aさん、腕上げて下さい」

「やだ」

山崎颯「えーもう、しょうがないな…。

ちょ、やま…じゃないや、
うだうだ、腕持ってAさんの」

宇田川「え、何するの…」
山崎颯「いーからいーから」

山岡「お前絶対俺ディスったろ」

山崎颯「まさか笑…よし」
山岡「よしじゃねーよ」


「腕疲れる…」

宇田川「おろしま、本当試合中何してるの?」



山崎颯「Aさんとハート作り」

中川「Aさんこっち」
山崎颯「あ、ちょっと!」




クソう!圭太さんにAさん取られた…。でもこっちにカメラ向けてた人は撮ってくれてたはず!試合終わったらインスタでもTwitterでも確認しよう!

AさんはAさんで、圭太さんと亮さんに挟まれながら、2人の会話に耳を傾けてる。正直、Aさんの腕を上げるよりも、会話の方が疲れると思うけど…。それに俺だって話したかったんだけど!




山岡「まぁ、どんまいだな」

宇田川「何でいきなりハート作り…。
しかもAさんと」


山崎颯「ファンの子に見せ付けたかった」

山岡「ファンの子に見せ付けた所で、そんなん作らなくても
ももさんには需要と供給があんだよ」

宇田川「俺もハートは作ってみたかった…」

山岡「作った所で歪ではあったけどな」


山崎颯「それは、俺の方がAさんへの愛は
大海原と大空位大きなものですから」

山岡「逮捕」
宇田川「警察行きですね」
山岡「連行されてしまえ」

山崎颯「酷い…!Aさんに言いつけてやる!」





中川「それで、」

「うん」


山崎颯「Aさん聞いて下さい!」

「亮の次ね」

石川「次俺だから順番ね」

山崎颯「緊急なんですから今!」


中嶋「颯一郎、宇田川の次な」


「「 行ってらっしゃーい 」」










(あれ、うだの次なん?w)
(泰輔さん一生恨みます)
(おーおー恨め恨め)

猫。45→←猫。43



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (152 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
527人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:RIKU | 作成日時:2023年8月24日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。