猫。30 ページ30
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山本「昨日の夜、俺のスマホで
勝手にインスタライブした人でーす笑」
「当事者でーす」
仁藤｢素直笑｣
宮城「俺も見てましたよ」
「やったー」
山本「DMで沢山の人に
Aさんのスマホ持ってるんですか？って来てたけど、
俺もってませんからね？笑」
仁藤｢何処にあったの？笑｣
山本「自分で充電器に刺してたのにそれ本人忘れて、
俺が持ってるとか言ってたんですよ」
「俺のスマホは大体由伸か亮が持ってる」
石川「呼びました？」
山本「あー、誰も呼んでないっす」
仁藤｢酷い…w｣
そしていつもの如くももに抱きつく石川亮。由伸と宮城の顔を今すぐにでも見て欲しい。嫉妬で狂った羨望の眼差しで見てる。偉いのは睨んでない所位だけ。
まぁ、これもこれで見慣れた光景なんだけどね。
いつからだろう、ももがここ迄甘えられてるのって。この年下組が一軍に上がった辺りだろうか、いつの間にかひっつき虫が次から次へと増えていってる。
つい最近なんて池田陵真がももに甘えたデビュー果たしてたけど。
仁藤｢ももっていつから抱きつかれるようになった？｣
「いつからだろう…」
仁藤｢ももって距離感近寄られがちだよね｣
「近寄ってくるからね」
山本「困ってるんてんすか？」
「困っては無いけど、
夏場とかは暑くないのかなーって思ってる」
宮城「ももさんは人より体温が低いから丁度いいんですよ。
それは夏でも冬でも関係なく丁度いい」
石川「低体温ですよね、何方かと言えば」
「んー…そうかな？」
仁藤｢あー、まぁ…確かに人より体温は低い｣
｢そうなんだー｣何て呑気に言ってるけど、自分の事なのにこうも他人事じゃどうしようもないな。
中止となった試合の自主練。俺思うけど、Aが一人でいる時ってあまり見ないな。例え一人でいたとしても、誰か呼びかけたり戻ってくる先に待ってたりしてるから、常に人が近くにいる。
「亮達の体温は高いの？平均？」
山本「平均だと思います」
宮城「うん、俺もいつもこの位ですかね」
石川「やっぱAさん体温低いんですよ」
山本「熱出した時は結構上がりますよね」
｢｢ え…！？ ｣｣
山本「インフルとかで出る様な体温が、
逆にAさんの場合だと唯の熱って言われてました」
仁藤｢因みにどのくらい？｣
山本「や、もう…38度何部か9度何部位の熱」
石川「Aさん1回病院行った方がよさそう…笑」
「うん、それ言われたら俺も病院行きたくなった」
宮城「お供しますよ、俺」
山本「車出しますよ」
石川「俺も同伴なら出来ます」
#大丈夫なのか？百々瀬の体
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作者名：RIKU
| 作成日時：2023年8月24日 9時
