鷹 4 ページ4
Sh55
「野村さん第1号ホームランおめでとうございます」
野村「ありがとう…ございます、笑」
最初同い年と聞いて驚いた人。誕生日はまだだけど、同じ2000年生まれには変わりないんだけど、正直に言ってしまえば1つか2つ位年上かと思ってた。大人っぽいし、あと身長高いし。
でも、同い年でまぁ、言ってしまえば仕事場に職種は違えどこうして言葉を貰うのって、やっぱ先輩の方々よりもまた別の励みみたいなのを感じる。
元々ここでアルバイト経験を経てからの正社員になった人。そう言うのって、ここで働く上で適正みたいなのがあったから、正社員になれたと言っても過言では無いはず。
凄いなぁ
西田｢大樹が何か言いたい事あるんだって｣
｢｢ え、？ ｣｣
野村「え、こ、ここで？」
「西田先輩、流石に言い難い事だってありますよ」
西田｢言い難い事か？｣
野村「や、あの…まぁ、ソロホームラン打てたんで、
ちょっと宵宮さんに、お願いがありまして…」
「はい」
野村「僕と同い年なので、その…
敬語無しで話して欲しいなっと、思いまして…」
そう。同い年って話を聞いて、中々異性と話すって事はないし、今の頑張り時に色恋に現を抜かす事は流石にないけど、ただちょっと、憧れを抱いていた。
先輩方は、当たり前に年上の方が多いけど、それでも宵宮さんと関わると、凄いラフさを感じてて。中々話に行けない自分も自分だけど、ただそれに憧れがあったってだけ。
あと、人としてや仕事に対する姿勢が好きで、陰ながらいつも見習っていた。
「な、成る可く、全力で頑張ります！」
野村「あ、はい！」
「あ、でも…流石に名前呼びはハードルが高いので、
変わらず呼び方は野村さんでもいいですか？」
野村「出来れば野村くんでお願いしたいです…」
「では、野村くん、で…」
野村「はい」
栗原「何か、変」
野村「や、変ですか？」
栗原「うん。お互い人見知り過ぎん？シャイにも程がある。
ガツンと行けガツンと！そんなんで人見知りしてたら、
この先アナウンサーとかからのインタビューでもそうやで！」
甲斐野「何故に関西弁？笑」
近藤「何か凄いね、若手が初々しい笑」
中村「野村頑張れー！笑」
や、あの…唯々同い年と言う名目で、陰ながら見習ってる人にお願いしてるだけであって、あと行けて友達になれたらいいなって思ってるだけなので、本当…太陽属性眩しい…。
「取り敢えず、この人達は置いておいて、
改めて、一号ホームランおめでとうございます。野村くん」
野村「ありがとう、です。宵宮、よい、ちゃん」
#友達への第一歩
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作者名：RIKU
| 作成日時：2023年8月23日 21時
