鷹 18 ページ18
Sh19
甲斐「お、よいちゃん」
「ホームラン10号おめでとうございます」
甲斐「ありがとう！笑」
「やっぱホームランは打つとスカッとしますか？」
甲斐「まぁそうだね笑
て言うかその質問誰かにもしてなかった？」
「いや、何だかホームラン打つ人気持ち良さそうなので」
甲斐「気持ち良さそうにしてた？笑」
「こちらが、本日の写真です」
甲斐「相変わらずいい所切り抜くね笑
この写真ちょうだい」
「いいですよ」
因みにホームランは確かに打つと気持ちがいい。と言うより気持ちが晴れる。得点に繋がる様なヒットとかもバットに当たればそれはそれでいいけど、やっぱ焦燥感に駆られる事がないからいい。
でもよいちゃんも何気にバットに当ててたよね、確か。教えたすぐ後には結構飛ばしてて、それを守備練習にされてた。
甲斐「よいちゃんは、
スリーポイント決めた時気持ちよくない？」
「気持ちがいいですね」
甲斐「それと一緒」
「なるほど。気持ちの面では一緒ですね」
甲斐「そうだね笑次は俺にも教えてね、バスケ」
「目指せダンクシュートですか？」
甲斐「どうせならスリーポイントがいいな」
「千賀選手に贈るスリーポイントですか？」
甲斐「そうだね、千賀選手…
あれ、滉大と被ってない、か。
何かよいちゃん、今年入った感じしないから分からん笑」
「被っては無いですけど、
ここには大学時代からお世話になってます」
そう、その経歴があるから勘違いするんだよね。
広報の仕事をしてないにしろ、ホーム戦の時とかはグッズの販売スタッフしてたらしいし。何気にこちら側がお礼を言うべきなんだろうけど…。こうやって、ね。グッズの販売をするのも広報活動の一環とも思うし。
和子｢お、よいちゃんヒーローインタビュー中？笑｣
「してないですよ笑
ただ写真を撮らせて頂いてただけです」
和子｢あーね笑｣
甲斐「そう言えば和子さんって
アルバイト時代のよいちゃん知ってます？」
和子｢あー、少しだけかな。
その時からよいちゃんの人気は凄まじかったよ｣
「いや無いですって、」
甲斐「あー、今に始まった事じゃないと」
和子｢今に始まった事じゃないねぇ笑｣
「メタ発言しますか？」
｢｢ 辞めよう ｣｣
レジで並ぶ人よりも、撮影の行列が出来てそうなのは何となく想像出来るかも。よいちゃんと同世代の人がタイプとして上がる要素が、よいちゃんには含まれてるし。
(因みにここ以外のアルバイトってしてた？)
(あー、整形外科のスタッフとかですかね)
(おお、指名客いっぱい居そう)
(そう言うお店じゃないです)
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作者名：RIKU
| 作成日時：2023年8月23日 21時
