鷹 16 ページ16
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｢｢ わぁー！！ ｣｣
和子｢やったね、よいちゃん！笑｣
「やりましたね和子さん！」
和子｢いやー、かっこいいね｣
「ですね。勝ち確5秒前で既に喜んでましたし笑」
和子｢ね！それに今日ホークスも勝ったし！
いやー、最高だね｣
「ですね笑」
試合終わり、途中経過だけどその時には既に日本が先制してて本当、凄かった。
よいちゃんと同部屋で、宵宮兄弟からのグッズの差し入れ片手に、日本が特典を入れる度に喜んでだけど相手国の物凄い得点の入れ方にも驚きつつ、初めてよいちゃんとバスケット観戦したかもと、しみじみに感じる。
それにしても吃驚した。まさか選手全員分のタオルが入ってるとは思ってもみなかった。よいちゃん兄、太っ腹だね。
でもいいなぁ、朝日ちゃんのインスタ拝見したら沖縄でお友達さんか分からないけど観戦してたし。
「こう言う時お酒が進むんですかね」
和子｢そうかもね笑進む人もいれば、
観戦に夢中でそれ所じゃない人もいるかもね笑｣
「ですね笑それに、今回も埋まって良かったです」
和子｢それは言えてる。ドイツ戦やばかったもん｣
「あ、見ました？」
和子｢見た見た。て言うか、櫻葉ちゃんからも連絡が来てて
《チケットは完売してる筈なのに座席が》ってのを、
写真付きで送られてきててね｣
「それなら私も来ました」
和子｢ね。何なら私達も見に行きたかったよねぇ｣
「ですね。仕事放棄してでも行きます」
和子｢ふふ笑部長に頼まれるんじゃない？
オールスターの時みたいに、どうせ行くならーって笑｣
「それならもっと嬉しいです。
これでもかって撮りまくります」
和子｢よいちゃんらしい笑｣
写真を撮る事も好きだけど、バスケも好きだからね。そりゃもうその時ばかりは天職でしか無いでしょ。
ても、バスケも好きなよいちゃんだけど、野球をしてるホークスの選手達を撮ってるのもまた、一段と楽しそうに見える。何かと変顔して邪魔をする甲斐野君に、｢顔が勿体無い｣とボヤきつつも、それでも彼等を誰よりもかっこよく撮ってる。
カメラの仕事自体がよいちゃんにとっては天職でしかないと、そんなよいちゃんを見て、私はそう思っている。
と、そんな事を思っていればまさかのドアがノックされた
和子｢誰だろう｣
「誰でしょう…煩かったですかね」
和子｢あー、大声だったかもね｣
「私で出てきます」
和子｢うん｣
「あ、周東さん」
和子｢お、周東君｣
周東「こんばんは」
#まさかの彼氏様ご登場(まだ仮だけど)
(A借ります)
(え)
(どうぞどうぞ)
(え)
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作者名：RIKU
| 作成日時：2023年8月23日 21時
