一途。5 ページ5
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《 妹:SANA 》
私のお姉ちゃんは世界で一番可愛くて綺麗。小さい頃でも今でも、お姉ちゃんのお下がりは喜んで貰っている。ロールモデルはお姉ちゃんでも、それでもお姉ちゃんは大好きだからお姉ちゃんになりたいとは思っていない。
そんな、幾つになっても大好きな私のお姉ちゃん。が今日、お仕事場に連れて行ってくれた、男の人と話してた。
お仕事は分かってても、大好きなお姉ちゃんが男の人と話してるのはちょっとやだ。お仕事だと分かっていても、仲良さ気でもそうじゃなくても、やだ。
ﾓﾓ｢どしたー？｣
ｻﾅ｢もう聞いて！？お姉ちゃんが男の人と喋っとったんよ！｣
ﾓﾓ｢そりゃ仕事場何だから当たり前じゃない？｣
ｻﾅ｢仲良さ気だったの！｣
ﾓﾓ｢なるほど…。Aちゃんのお仕事って何だっけ｣
ｻﾅ｢プロ野球のオフィシャルサポーター｣
ﾓﾓ｢変な人に引っかからんならええけどなぁ…｣
ｻﾅ｢サナAちゃんが結婚するんは嫌や｣
ﾓﾓ｢祝えん？笑｣
ｻﾅ｢祝えん…｣
ﾓﾓ｢祝えんの？笑｣
ｻﾅ｢祝えない！｣
ﾓﾓ｢やって、笑｣
" さなー "
ｻﾅ｢Aちゃーん♡♡♡♡！！！｣
ﾓﾓ｢喧しい笑｣
ｻﾅ｢Aちゃんお仕事終わったん？｣
" 今日は終わったよ "
ｻﾅ｢明日もお仕事ー？｣
" 明日もお仕事ー。さなはー？ "
ｻﾅ｢私もお仕事だから、頑張ってして？｣
" ふふ笑頑張って、さな "
ﾓﾓ｢私にも！｣
ｻﾅ｢あかん！｣
" ももちゃんもさなも頑張って "
ﾓﾓ｢ふふ笑ありがとう｣
ｻﾅ｢頑張るー！｣
ﾓﾓ｢移り気が早い…｣
ｻﾅ｢や、Aちゃん会う度思うねん｣
ﾓﾓ｢何を？｣
ｻﾅ｢Aちゃんを私のお姉ちゃんにしてくれて
お母さんとお父さんありがとうって｣
ﾓﾓ｢逆やないん？笑｣
ｻﾅ｢それも思う｣
甘やかしてくれる時もあるけど、でも背中も押してくれるんよ。落ち込んだ時とか元気出ない時とかもそうやし、お姉ちゃんを求めてる時にこそ、ホンマに千里眼でも持ってるんかって思う位電話もかけてくれる。
私はお姉ちゃんみたいな恋人が欲しい
ｻﾅ｢私時々思うんよ、お姉ちゃんも韓国来て欲しかったって｣
ﾓﾓ｢Aちゃんが韓国来てさ、
私達みたいにアイドルになるんやったら、何処かな？｣
ｻﾅ｢んー、ママムさんとか？｣
ﾓﾓ｢そこは一緒とかやないんや笑｣
ｻﾅ｢うちの系統じゃなくて、そっちのが系統に合うもん。
それか少女時代先輩とかかな｣
ﾓﾓ｢まぁ確かに合いそう｣
#大好きなお姉ちゃん
(でもやっぱり一緒の事務所がいい)
(あー、それは同感)
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作者名：RIKU
| 作成日時：2023年8月16日 19時
