一途。37 ページ37
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川瀬「Aさん今日はどっちっすか?」
「今日はホークスです」
川瀬「わーい笑」
「言っても和子さんいるから、
西武さんの所にも行くんだけどね笑」
川瀬「上げて落としますね。
それに湧梧さんいるのに向こう行くんすか?」
「行く行く」
川瀬「薄情だ!笑」
「ふふ笑戻ってくるから笑」
色んな人に挨拶ついでに話したりして、試合経過やコンディションの話をしつつ、雑談を交じりながら話していくのは中々楽しい。謎に近況報告をしてくる選手もいれば、お昼がどうのと話をしたり、あとやっぱりベテラン勢の疲労感が拭えない話の数々もあったりと…笑
まぁ、分からなくもないんだけどね。ほら、1年の半年以上を日本各地回っては試合をして、連戦もあれば丸々1日が休みの日だってあるし。それでも日々鍛錬を積み重ねていても、人間老いというものには抗う事出来ずって人もいたりと。
特に体とかね。
「お、外崎選手」
外崎「みなが今日はちゃんと呼んでくれた笑」
「いつもちゃんと呼んでるじゃないですか笑」
外崎「いや、偶にそとさきって言ってくる時あんじゃん笑」
源田「まぁ、読み方的には合ってる」
「ほら」
外崎「そは要らないんよなぁ、笑」
「そを仲間外れにしないでください」
源田「ははっ笑確かに」
外崎「その代わりにのが入ってるからね」
「外崎さんの苗字はそとのをトレードしたんですね」
源田「そは何処に移籍したん笑」
「海外」
「「 はははっ笑 」」
あ、やっぱり皆外崎選手の事最初はそとさきって読んでたみたい。分かる、まさか外(ソト)を外(トノ)って読む事って中々ないもんね。
キラキラネームとかも読み方に難易度の高さとかあるけど、苗字も中々に難易度高いものってある。よかった、私の苗字はそこそこの読みやすさがあって。
源田「みなは、ホークスの方行かなくていいの?笑」
「行きますよ?行きますけど、和子さんがいるので
私はこちらかさ回そうかと思ってたんですけど、
そのにやけ顔どうにかなりませんか?笑」
源田「いや、珍しいなって笑」
「そんな事ないですって、
皆平等に映しているじゃないですか」
外崎「コメント欄読んでやるから貸してみ?」
「嫌ですよ、絶対何か読むでしょ」
外崎「て事は何かしらの自覚はあるってことよな?笑」
源田「お?笑」
「他をあたりまーす」
「「 だめだめだめ笑 」」
源田「それは1番ダメ」
外崎「ほら、皆も期待してる事を言ってみ?」
「ないですってば!笑」
「「 あ、逃げた笑 」」
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作者名:RIKU | 作成日時:2023年8月16日 19時