検索窓
今日:100 hit、昨日:44 hit、合計:174,029 hit

一途。28 ページ28









-- お姉ちゃんが選んだ人やから、
絶対素敵な人なんやろうね笑


「ふふっ、うん笑凄くいい人」


-- 結婚式って私達も呼んでくれる?


「呼びたいねぇ…

でもTWICEさんは多忙な方々だからなぁ笑」


-- Aちゃんの結婚式は絶対行く
-- うん。メンバー呼べんくても紗夏だけは絶対行く




紗夏は当たり前に来て欲しいけど、紗夏のお姉ちゃんってだけなのに、こうして慕ってくれてるからどうせなら皆も呼びたいなぁ…。お仕事が忙しいのなんて重々承知の上ではあるんだけどね。

それに、同じ関西圏の出身であっても、生まれ育った場所なんて皆違うのに、こうして出会って同じグループになって。言葉も文化も違うの、人の輪って不思議と繋がるものなんだなって改めて実感する。




-- お母さん達には?もう話してたりするん?


「うん、もう話してるよ」

-- えー!紗夏だけ今の今迄知らんかったん?

「先ず日本には居ないからねー?
紗夏にはもー少しだけ、サプライズを楽しんで欲しい」

-- え、何!?

「紗夏の義理のお兄さん、結婚式迄は秘密笑」

-- 待っっって!?それは、お姉ちゃん…!?
-- さーたんだけ秘密やったら私には教えて?
-- あかんで?私が秘密やのにみーたんが知るのはあかん
-- だってAちゃんさーたんだけやって、


「ふふ笑そうだね、南ちゃんも妹みたいなもんやから
南ちゃんにも秘密かな笑」


-- えー!うちとAちゃんの仲やん…


「ふふ笑」




婚姻届を出す前に、シーズンオフに入ったらお母さん達に紹介して。式の日取りとかも決めようかな。いくら話はしたとしても、お互いの両親に会わない訳にはいかない。

両親の仕事の都合を聞いておかなきゃだ。

後は、結婚式迄に痩せなきゃ。着たいドレスは選びたいし、もしそれが入らなかったら諦めなきゃと思うと、それは流石にヤダ。

あ、ももちゃんだ




-- Aちゃんやん!ねぇ、何で私1人除け者にするん
-- おんにと一緒におったからよ


「ももちゃーん笑」

-- Aちゃーん、元気ー?

「ふふ笑元気だよー。ももちゃんあのね、」
-- お姉ちゃん結婚すんねん
-- めっちゃおめでたい話やってん

-- Aちゃんなーにー?

「ふふっ、あのね、私結婚する事になったよ」
-- ごめん電波が悪くてよー聞こえんやった

「けっこ-- 許さん許さん。あかん

-- ももりん笑
-- 何で2人して私を超える事言うん

-- Aちゃんは私と結婚する運命交わしてんねん
-- それはない











(Aちゃーん!!)
(結婚すんねんて)
(ケッコン??ナァニソレ?)

一途。29→←一途。27



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (172 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
692人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:RIKU | 作成日時:2023年8月16日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。