彼等の愛は一途である。 (ページ27)

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一途。27 ページ27

SANA

お姉ちゃんから連絡が来た日。一応確認でメンバーもいるけどいい？って聞けば、いいけど最初はサナだけに伝えたいって事だった。何やろう。

真面目な話というか、これだけ改まってって感じで話したい事があると言われたのはほぼない。あっても私が韓国に行きたいと言った時なのを思い出すなぁ。

お姉ちゃんも行こうって言いたかったあの日。何でも一緒なのが当たり前やったから、あの時突き放された様に思えて泣いてたっけ…。

ｻﾅ｢懐かしいなぁ…笑｣

ﾐﾅ｢何が？｣

ｻﾅ｢んー？いや、韓国に行く時にな
お姉ちゃんも誘おう思っててんけど、それ言う前にさ

"さな、行ってらっしゃい"って言われたんよ。

その時のを思い出してた笑｣

ﾐﾅ｢あー、さーたんが人生で2回目の
Aちゃんに泣かされた話か笑｣

ｻﾅ｢そうそう笑｣

でも、TWICEとしてデビューした時に初めて思った。あの時の行ってらっしゃいが、今でもずーっと心の中にあって。いつも私の事を考えてくれてるお姉ちゃんだからこそ、頑張れじゃなくて行ってらっしゃいって言われたんが入り交じってまた泣いてた。

ｻﾅ｢あ、お姉ちゃんと話す時間や｣

ﾐﾅ｢私も会いたい！｣
ｻﾅ｢ごめんけど、最初は私だけって約束しててん｣

ﾐﾅ｢わかったー｣

-- ふふっ、やっほ

ｻﾅ｢やっほ笑こうして話すの珍しいね｣

-- んー、さなの顔を見て話したくなってん笑

ｻﾅ｢ふふ笑好き｣

-- 私も好きだよ

ｻﾅ｢…怖いから早く本題聞いてもいい？｣

-- そんな悪い話じゃないよ

ｻﾅ｢ほんと？なに？｣

-- あのね、お姉ちゃん。結婚する事になった

ふふ笑泣かんでー？紗夏

ｻﾅ｢ど、え？…どんな人？｣

-- プロ野球選手なんやねんけど、

ｻﾅ｢え、いつから付き合ってるん？｣

-- そうだなぁ、いつからって言うのは
正式的にはあまり覚えてないけど、

でもお互い好意を持った上で遊びに出かけたりしてたよ

ｻﾅ｢…おねーちゃん、｣

-- ん？

ｻﾅ｢っ…おめでとうございます笑｣

-- ありがとうございますっ笑

ｻﾅ｢もー！怖かったぁー！笑心臓今でもバクバクしててん｣

-- 私もよ笑紗夏にこれ話す時、どんな反応されるか緊張した

ｻﾅ｢結婚式いつするの？｣

ﾐﾅ｢え、Aちゃん結婚するん？｣

-- ふふ笑そう、結婚する

ﾐﾅ｢式は？いつ？いつあるの？どんな人？
ちゃんと顔だけじゃなくて性格もいい？写真送って？｣

ｻﾅ｢ねぇ、待って？みーたん！私のお姉ちゃんやからさ、
何でさなよりも妹っぽい事言うの？

私頑張って抑えてんのに！｣

-- ふふっ、何となく察してた笑

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