109 僕のせいで ページ9
まふっまふside
受付のナースさんに事情を話し、僕はいつの間にか手術室の近くの椅子に座っていた。
未だ手術中と書かれたランプは消えていない。
僕は1人で手を握り締めて、ただひたすらに願った。
お願いします、神様…っ。
どうか、…Aを、救って下さい…！
もう、誰かが居なくなるのは…絶対に、嫌だから、。
Aがいないと、僕はまた元に戻ってしまう。
…いや、もう戻ってきているのかもしれない。
だって、今でも絡んでくる奴らに逆らえていないから。
…それなら。
.
それなら。
…神様。
もう僕は、誰にも頼らないから…
誰にも迷惑をかけないから…
…誰とも、関わらないから…、
Aを、助けて下さい…！！！
.
そして、手術中というランプが消えた。
中から医者が出てくる。
ま「あのっ、Aは…！」
「…大丈夫ですよ、彼女は何とか、一命は取りとめました。」
ま「ほ、本当ですか！？」
「はい。…ですが、背中の傷が消えることはないでしょう」
ま「…分かりました。ありがとうございます」
…傷が残る、か。
…これが、Aと関係を持ってしまった罰なのだろうか。
なら、何故僕ではないのだろう。
…その方が、もっと苦しいというのに。
僕は自分を責めることしかできない気持ちを胸に、Aの寝ているベッドに向かった。
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ふぃりあ(プロフ) - リンクさん» ご指摘ありがとうございます！！ そして名前の張本人に謝ってきます…、、w (2017年11月8日 20時) (
レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
リンク(プロフ) - 夢主さんの名前が変更されないところがありましたよ(^-^;)内容はすごく好みだったので、これからも楽しみにしています(*´∇｀*) (2017年11月8日 7時) (携帯から) (レス) id: b3533b2202 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぃりあ | 作成日時：2017年10月22日 16時
