104 笑ってくれた放課後 ページ4
「何でお前が、Aちゃんと喋ったりしてんだよ」
ま「しゃ、喋ってなんか」
「喋ってただろ！！」
…え、なに？
この状況。
相川くんとこの前の少年が何か言い合ってる？
でも、とりあえず止めないとだよね
『…私の名前、呼んだ？』
「え、Aちゃん！？」
ま「…」
『喋るとか喋らないとか、そんなの人の自由だよ。よく分からないけど、もうこんなことしないで』
「…っ」
本当によく分からないが、少年は足早に去っていった。
何で相川くんと喋ることに、彼は怒っているんだろう。
ってあれ？ 相川くんは？
周りを見渡すと、既に帰っていく相川くんが見えた。
『待って待って！ ストップ！』
私は相川くんの手を掴み、歩くのを止めようとした。
…だけど、
ま「もう僕に、…僕に、話しかけないで！！」
『…！？』
そう言って、私の手を払い、相川くんは歩き出してしまった。
…でも、私は辞めなかった。
『…私が相川くんに話しかけてたら、私が独りになると思ったの？』
ま「…」
相川くんは何も言わない。
…だけど、図星なのは見ていれば理解できた。
『…ならさ、私と友達になろうよ。それなら、独りにならないし！』
ま「…友達？」
『うん！ 友達。…駄目かな？』
ま「…ううん、いいよ。でも、僕、友達なんて居たことないから…」
『大丈夫！！ 私がこれから、色々教えてあげるから！』
私が念押しにそう言うと、彼は＿
＿相川くんは、その時初めて、
.
.
はにかむように、笑った。
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ふぃりあ(プロフ) - リンクさん» ご指摘ありがとうございます！！ そして名前の張本人に謝ってきます…、、w (2017年11月8日 20時) (
レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
リンク(プロフ) - 夢主さんの名前が変更されないところがありましたよ(^-^;)内容はすごく好みだったので、これからも楽しみにしています(*´∇｀*) (2017年11月8日 7時) (携帯から) (レス) id: b3533b2202 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぃりあ | 作成日時：2017年10月22日 16時
