118 分かってたよ ページ18
…あ、あれ。
目が覚めると、ソファーが少し濡れていた。…泣いたのか。
…ん？なんか人影が見え…る…
ま「あ、勝手に入ってごめん…泣いてたけど、大丈夫？」
あぁ、なるほど。まだ夢だったのか…
まふが私の家にいるわけないもんね
『あー…早く覚めて…』
ま「…？」
『…？』
え、あれ、え？
ちょっと待って。え、何？
これ、現実＿？
私はソファーからバッと起き上がって、目の前にいる人物をじっと見つめた。
ま「…、お、怒ってる…？」
『…これ、まふ？』
私はまふ(仮)を無視して、まふ(仮)を見つめる。
そしてようやく、ここは現実で目の前の人物が本物だと分かった。
『な、何で家にいるの？』
ま「あ、えっとー…と、通りかかって」
『そっか…良かった〜！ 無視されてたと思ってたんだよ！』
私は心配させない為に、満面の笑みで笑った。
ま「…なんか、我慢してる？」
…でも、返ってきたのは笑顔ではなく、真剣な表情だった。
『…ん？我慢なんてしてないよ』
ま「…ウソ。下向く時いつもそうだもん」
『…。』
ま「A、。！」
話して、というように見つめてくるまふを視界で捉えながら、私は…
『…まふには、分からないよ』
目の前にいる友人にそんなことを言っていた。
『いきなり事故にあわされて、私だけ此の世に残って、心配かけたくないがだけに笑顔を見せて！』
まふは黙って聞いている。
そして私はまた続けた。
『どんなに後悔しても過去は変えられないって、どんなに自分を責めても今は変わらないって…
分かってるけど、何かに期待している自分が嫌で！！』
眼から何かが、再び溢れ落ちるのを無視した。
『何で私だけって…何度も思った…！思ったんだよ…。。だけど…！思い出す度に苦しくて、悔しくて、またいつものように笑いあえたならって…！！
すごく…すごく、辛かったんだよ…！！』
私は、また泣いた。
大泣きした。
生まれてきた赤ん坊のように泣きじゃくった。
それをまふは、私の手を取ってこう言った。
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ふぃりあ(プロフ) - リンクさん» ご指摘ありがとうございます！！ そして名前の張本人に謝ってきます…、、w (2017年11月8日 20時) (
レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
リンク(プロフ) - 夢主さんの名前が変更されないところがありましたよ(^-^;)内容はすごく好みだったので、これからも楽しみにしています(*´∇｀*) (2017年11月8日 7時) (携帯から) (レス) id: b3533b2202 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぃりあ | 作成日時：2017年10月22日 16時
