◇百三十、 待っていたのは ページ37
_現在、マフィアの本社ビル。
私は絶句した。
ビルに急いで入ってみたら、傷もなく倒れる何十人もの人、人、人。
聞き出そうにも、誰も起きない。誰も反応しない。
辺りを見回すと、少しだけ動いている人を発見できた。でも、その人は…
「くっ…。」
『芥川さん!』
芥川だった。この倒れている中の唯一の異能者ということもあり、流石というべきか。
『ここで何が…いや。また、あの巫女か。』
「A、か。…あれは何だ。人間技では、こんな力…。」
『私もよく分かってないんです。その巫女は今何処に…。』
「上へ行った。気をつけろ、奴は危険だ。」
私は頷き、その場を離れた。芥川さんがついてこようとしてたので止めました。
心配してくれるのは珍しいしありがたいんだけどね。。
目を閉じ、意識を集中させる。
何処?何処にいる?
気持ちが焦る中、必死に心の情をおさえ探し出す。その時、微かに声が聞こえた。
_!
そこか!!
私はそこら辺の窓から飛び出し、空術で最上階へと向かった。それに続いて鈴神もついてきた。
一体、如何してそんなところに…?
そんな疑問を抱きながら。
_______
「ッたく、何なんだよ…ッ」
そうマフィアの幹部、中原が言葉をはいたのは、目の前にいる少女に向かってだった。
このマフィアのボス、森鴎外に書類を渡している最中に、いきなり部屋の大きすぎる窓から侵入してきた_巫女服を纏った謎の少女。
探偵社でもない、特務課でもない、他の組織でもないだろう。
ただの、少女。
だが問題点が一つある。
此奴は__
如何して、攻撃が効かないンだ?
162人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふぃりあ(プロフ) - 獣兎さん» ありがとうございます!! そう言ってもらえてとても嬉しいです。´∀`*)b (2017年10月8日 17時) (レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
獣兎 - 今迄この作品を読ませていただいてました。とても面白かったです! 更新を楽しみにしておりました*(^_^)* (2017年10月8日 16時) (レス) id: bba55528ae (このIDを非表示/違反報告)
ふぃりあ(プロフ) - 桜刀/夢悪蝶さん» ありがとうございます!!とても嬉しいです…、更新頑張ります! (2017年9月28日 21時) (レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
桜刀/夢悪蝶 - 続編おめでとうございます! 文ストはあんまり見ないけど、ふぃりあさんの作品を見て興味をもちました! 投稿頑張ってください! (2017年9月28日 20時) (レス) id: 1ef74e7ff5 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃりあ(プロフ) - Maiさん» ココ、コメントありがとうございます!(・・、) そうなんですね!私も初めて知りました…。これで更新頑張れます。 (2017年9月19日 22時) (レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ふぃりあ | 作成日時:2017年9月17日 19時