◇森羅の暴走 肆 ページ26
ー探偵社ー
公園に寄った後、探偵社に帰って来た。今は三時くらい。
約束の時間は六時。まだ三時間もあったので、神社に出す用の御守りを作ったり、パソコンでホームページを作ったりした。たまに国木田さんのところに質問に行って、操作を学んだ。
そして、やっと神社のホームページができ上がった。名前は勿論、洟宮神社。
私で洟宮の巫女は七代目で、ずっとその名前だったからそうしました。
ちなみに、洟宮の巫女は、七代目で終わりを告げるという契約が存在する。
その昔、神と契約した私の先祖は、莫大な力を手に入れた。しかし莫大なその力は、自分の代から七代目までしか受け継がれない。一代目の主力は、炎。二代目の主力は水など、代によって力がそれぞれ与えられる。
前の代より強くなければならない。と、先代の巫女達は、自分より前の巫女の力も使って、洟宮神社を守ってきた。どうやって力を使ったかは、企業秘密です。
そして七代目は______全て。
私のお婆ちゃんまでの代は、先代の巫女の力を使おうとしても、最低一つ、二つしかコピーできない。
でも最期の七代目には、先代の力が全部与えられるようになる。
つまり、炎、水、風、剣、光、空術の、六つの力が使えるということ。
まだ、使ったことはないけど。
でもきっと、いつか使うことになるかもしれない。その時のために、技を覚える。前の巫女よりも、強くなるために。
そして、約束の夕方になった。
敦くんと太宰さんと共に、神社までやってきた。
既に五人の人が集まってるけど、あと一人足りない。
「すみません、少し遅れました!」
あ、揃った。…ん?
今来た女性の背後に、一人の少年がいる。
『あの、その子は…?』
「あ、弟です。何だか興味持っちゃって…。仕方なく連れて来ました。」
マジですか…ていうかその子カメラ構えてない?カメラ構えてない?!
もーいーや、とりあえず話をしなきゃね。
『…皆さん、お集まり頂きありがとうございます。とりあえず、皆さん神社に入ってください。今日ここに集った理由をお話しします。』
六人の被害者+少年は、目の前の巫女の言う通りにした。
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光牙 - 「森羅の暴走 参」で本は太いじゃなくて厚いだと思いますよ (2018年8月24日 6時) (レス) id: bfcb6bfd1c (このIDを非表示/違反報告)
ふぃりあ(プロフ) - 南空さん» コメありがとうございます!こちらこそ見てくれてありがとうございます。(・・、) (2017年9月5日 17時) (レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
南空 - 面白かったです!書いてくれてありがとうございます!(*^^*) (2017年9月5日 15時) (レス) id: 8ca4eee2f6 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃりあ(プロフ) - 幽輝&華さん» ありがとうございます!楽しく読んで頂けて光栄です…!(・・、) (2017年8月22日 16時) (レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
幽輝&華(プロフ) - 楽しく読ませて貰っています。これからも頑張ってください!(((o(*゚▽゚*)o))) (2017年8月22日 15時) (レス) id: 0b112b624e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふぃりあ | 作成日時:2017年8月13日 18時