31 記憶の片隅に ページ32
「私の事、忘れてませんよね。」
…え？
誰、この人。
『ごめんなさい、覚えてないです(困)』
「…まぁ、そうかもしれませんね。」
ま「っ、Aちゃん、帰ろ。」
『うん…？』
その人を不思議に思いながらも、真冬の言われるままに帰ろうと歩き出した。
が。
「私は絶対、忘れてないからね。」
『、え』
ま「…行こう。」
後ろを振り向こうとすると、すぐ真冬に手を引かれた。
その為、相手の顔は見えなかったけれど…確かにその声音は、嘲笑っているかのように聞こえた。
＿＿＿＿＿＿
「私は絶対、忘れてないからね。」
彼女は嘲笑するような口調でそう言った。
…そんな事はわかっていた。
だけど、駄目なんだ。
僕達は、戻ってはいけない。
＿Aは、思い出してはいけない。
それが僕達の選んだ運命、長き約束。
きっとAは、まだ�爐△了�″を思い出してはない。…だけど。
もし気付いてしまったのなら。
.
その時、僕はもう此処には居られない。
＿＿＿＿＿＿
結局、アレは何だったのか…。
真冬は黙っちゃったし、あの人はどっか行っちゃったし…。
でも二人の様子からして、真冬とあの人は知り合いだったのかもしれない。
だってあの人は、「私の事、忘れてませんよね。」
と言った。
でも私は一切覚えがなかった。
.
という事は、真冬に向けて言ったとしか…？
流石に見ず知らずの人にはあんな言葉言わないだろうし、何より歳がたぶん同じくらいだった。
一体、誰＿＿
ｷﾝ…
「＿め、」
「もう、＿＿よ」
…え？
ｷｨﾝ…
「、だ。＿は、」
＿。
…何？
なにか今、頭の中で会話が＿。
ま「Aちゃん？大丈夫？」
『…、あ…れ？ 何で…だって＿』
ま「＿！Aちゃん、大丈夫、落ち着いて。。」
『あ、たまが…、』
何でだろう、風邪でもないのに視界がぼんやりしてきた。
この後どっか寄ろうと思ってたんだけどな…。こりゃ駄目だ((
あ、どうしよう。なんか、ちょっと＿やばいかも＿、
ｶﾞｼｯ
ま「Aちゃん？！」
そのまま私は、ぐらりという浮遊感と共に意識を失った。
＿＿＿＿
久々の更新です…！
テストの時期ですね…最近文字数が足りな
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ふぃりあ(プロフ) - たぬ丸(*´・ω・`*)さん» コメありがとうございます！！ とても嬉しいです！更新頑張ります…！！ (2018年6月23日 12時) (
レス) id: a43d61c64e (このIDを非表示/違反報告)
たぬ丸(*´・ω・`*) - 面白いです!!続きが気になる!!更新頑張ってください!! (2018年6月23日 11時) (レス) id: d6d3f805be (このIDを非表示/違反報告)
ふぃりあ(プロフ) - アルビノ猫さん» コメありがとうございますすすすす！！！！続きをお楽しみください！！！ (2018年6月11日 22時) (レス) id: a43d61c64e (このIDを非表示/違反報告)
アルビノ猫 - いいとこでお話し終わってるううううううう！！！！続ききになるうううう！！！！ (2018年6月11日 7時) (レス) id: 18e3bfd774 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃりあ(プロフ) - 時雨ねおんさん» 遅れてごめんなさい！！わああ嬉しいですありがとうございます！！！頑張ります！（ｸﾞｯ） (2018年6月6日 20時) (レス) id: a43d61c64e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぃりあ | 作成日時：2018年4月28日 23時
