生き別れの双子…は、人気歌い手…？【歌い手】

13 どんがらガッシャー…ん？ ページ14

「！」


『う、』ｺﾞｯ






痛そう…




見事に階段から落ちそうになった私は、後ろにいた真冬さんによって落ちる事を逃れ、

頭が鎖骨の辺りに当たってしまいすごく申し訳ない。痛そう。






「だ、大丈夫ですか？」


『あっはい。すみません…』






ちなみに私が持っていた筈のダンボールは、またもや真冬さんの手によって持ち上げられている。

まさにナイスタイミングのナイスキャッチ。






『ごめんなさい、逆に邪魔ですね…。』


「い、いえ！それより、怪我がなくて良かったです。」





笑顔でそう言う真冬さん。

我が人生に一片の悔いなし(？)








ー数十分後ー



『運び終わりましたね！』


「はい、手伝ってくれてありがとうございます！」




運び終わった後の部屋はまだ殺風景で、これは整理するのにも時間がかかりそうだな…。



少し周りを見渡し、先程私が転げ落ちそうになった時抱えていたダンボールを、眼につけた。








そういえばこの重いダンボール、一体何が入ってるんだろう…？

セ◯ンのアメリカンドッグかな？(違います)






私はそんな興味範囲で、そのダンボールに手を付けてしまった。








.








.








「…！ 駄目です！！」

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