こんな日常、望んでない。【歌い手】

49 こんな日常、望んでない。 ページ49

あの出来事から数年。






間違えた、一週間。






私は生徒会長として色々なことを変えてやりました。

前までは改善出来なかったことを全て計画的にやりとげ、生徒会長としては上々、教師や生徒からも絶対的な支持を得ていた。




そんな生徒にとってベストな日常を一週間でこなした私に一番驚いていたのは、生徒会のみんなだった。



まるで「え、此奴こんなできるの」みたいな顔で見てきます。失礼です。相変わらず授業でてませんけど。






そ「A、またここの部から報告きてる。」


『あー、そう思ったからその事紙にまとめた。後で渡しに行きます。』


そ「え、はや…。」



であるとか。







ま「あの、このクラスのモブ田がタバコ吸ってたと報告を受けて来たんだけど…。」


モ「あぁ？別になんもしてねーよ、生徒会だからって威張ってんじゃねーぞ…？」


ま「っ、いや、えっと…。」


『…じゃあこのタバコとライター。貴方の鞄に入ってたけど、…今からどう説明する？』


モ「っは…？ いつのまに、」


『ポケットに入ってるもう一つと一緒だねって言ったら、認める？』


モ「…すみませんでした。」


ま「…嘘でしょ。」




であるとか。


サボり魔は継続、生徒会活動は順調…って感じですね。






これにて、私と生徒会達による物語はお終い。ということにしたいと思います。


いや、ほんと締め方とか分からないからサ。←







そ「おい、何ぼさっとしてんだ。」

ま「仕事はまだまだありますよ！」



「「「生徒会長様。」」」





いやいやいやいやいや！！！！

この量半端ない、何でこんな、え！？←

どっから仕事持ってきた！？








…よし、生徒会長もサボろう。(真顔)


(脱走)







う「うぉい！？」

そ「逃げた…。」

坂「おにごっこ？！」

ま「と、とりあえず行きましょう！」






逃げまわってたら、いつもの癖のせいで屋上ルートにいってしまっていた。


…やばい。






「「「…戻ろうね。(威圧)」」」


『…それはどうかな。』





私は屋上から飛び降り、いつまのテクニックで地面に着地した。まだ下校中の生徒もいたので、一気に注目を浴びる。



『あー…。』




どうしようと迷っていたら、いつのまにかお怒りモードの生徒会役員様が追いかけてきてました←





「「「生徒会長！！」」」





そしておにごっこ(？)がまた始まる。

いや、流石に…









.









…こんな日常、望んでない。

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