幻夢異変 (ページ3)

今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:948 hit

第三話　「不安」ページ3

闇影「…僕ちょっと外出てくるよ」

光影「1人で大丈夫か？」

闇影「うん。じゃちょっと行ってくる」

グレイ「お気をつけて…」

闇影「さすが2人…1人になりたいって言わなくても察してくれるんだから」

屋根の上に乗って月をみながら呟く

夜風が頬に当たって肌寒い

闇影「…そういう所に甘えちゃってる自分がいるのかな」

夢のことも話さないほうが良かったかな…

変に心配させちゃったし…

闇影「そろそろ戻ろうかな……ん？」

家の中に戻ろうとした時…森の方で何かがうごめいていた

闇影「あれは…帰ってる時にみた蛇…？」

夜ということもあって実際は何かわからない

闇影「…」

屋根から降りて動いているものに近づいていく

闇影「…蛇じゃ…無い？」

草むらに隠れており全体像が見えない

全体像を見るために草むらをどけようとした時…

光影「闇影！そろそろ戻ってこい」

闇影「！！」

光影「…どうしたんだ？」

闇影「いや…なんでも無い」

草むらを触らずに扉の方まで向かう

あれは…蛇ではない…気になるけど…触らないほうが良い…か

ー次の日ー

闇影「…結局眠れなかった」

寝ようとまぶたを閉じるとあの光景が広がるからだ

光影たちには寝たふりをして先に寝てもらった

光影「おはよう」

闇影「あ、おはよ〜」

グレイ「朝食作ってきます」

光影「眠れたか？」

闇影「…うん」

眠れなかったなんて行ったらまた心配させちゃう…

光影「…取り敢えず博麗神社行くか？」

闇影「そうだね。なにかあるかもしれないし」

闇影「おはよ〜」

霊夢「おはよう。どうだった？」

闇影「あー…まぁ特に変化はなく」

グレイ「俺は少し紅魔館に行ってきますね」

光影「俺は…永遠亭にでも行ってくる」

闇影「そう？まぁ僕は博麗神社にいとくけど…」

霊夢「なんか勝手に集合場所にされてるのだけれど…まぁ良いわ」

光影は永遠亭。グレイは紅魔館へと散り散りに向かていった

はぁー…解決策も見つからないまま…どうしようかなぁ

霊夢「やることとかあるの？」

闇影「特に決めてないな〜…」

霊夢「それなら掃除手伝ってもらおうかしら」

闇影「掃除…かぁ。良いよ。やろっか」

霊夢「なら早速始めるわよ！ほらほら動いて動いて」

闇影「急かさないでって。やるから」

掃除なんて能力で一瞬だからあんまり直でやらないんだよね…

さっさと終わらしてお菓子でも食べよ…

ていうか魔理沙は今日来てないな…どこか行ってるのかな？