雪の様に溶けて〜美風藍〜 2

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家に帰り
パソコンを急いで起動させる
あの人達……いや…藍くんの曲を作りたい
そんな気持ちが溢れてきた

「あれ…なんで、私こんなに藍くんの事考えて……」
ふと頭を過ぎる
疑問を口に思わず出してしまう

1人静かな空間で 画面に写った
楽譜を見つめる

褒めてくれたから？
気にかけてくれるから？

頭がショートしそうな勢いで
考えがぐるぐる回る

この答えを導くまで
曲……できないかもしれない

いつもなら 座ったらすぐメロディが
浮かんできたのに
1度気になりだした それは他の物を
考える事ができないほど
大きかった

私はセット仕立ての
パソコンを落とし
ベッドに横たわる

「なんでだろう…」
そう思い 目を瞑ると 睡魔がすぐ迎えに来た

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