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持ち上げた人を見ると、さっきの面倒だといった緑の男の人だった。
「え、あ、その・・・」
戸惑っている私を無視して、緑の人はニヤニヤ笑いながら私のフードを取る。
「へ！？あ・・・」
『んー？良く見せてや〜。見てみ皆。めっちゃかわええで』
抵抗しようにもできない私は、黙って皆に見られる。
『へー。ホンマかわええな！！』
『フード、絶対取ったほうがええで！』
初めてそんなことを言われた。
だから、私は無意識の内に頷いてしまった。
『俺はゾムや！よろしくなぁ！』
さっきまで鼻を鳴らしてツンツンしていた人はゾムさんという人だった。
『俺はコネシマや！仲ようしてくれや！』
そんなこんなで、自己紹介の時間が過ぎ、グルさんが言った。
『いやぁ、実はあまりにも突飛な話だったから、ヨウちゃんの部屋は用意していないんだ。代わりに、誰かの部屋に一日泊めてくれないかな？』
『『じゃあ俺/私/僕が！！』』
グルさんの膝に乗っていた私が見た限り、全員が手をあげていた。
『皆そんなにヨウちゃんの事が好きなんだね(ニヤニヤ』
「え、と。そう言うグルさんも、手が挙がって、る」
コネ『総統も何言うとるんですか？ここは俺が一番安全やろ！』
ロボ『お前には絶対ヨウちゃんを近づけたくないわ！』
鬱『やはりここは私が引き取るべきだと思いますが』
トン『何でスモーカーのお前に預けなきゃならんの！？』
エミ『ヨウちゃんの肺器官がおかしくなるやろ』
ゾム『総統、ここは俺が』
一同『絶対ヨウちゃんの胃がおかしなるわ！』
ゾム『そんな事ないやろ。だって見てみぃあんな細い体見たことないで。いっぱい食べさせたほうが良いにきまってるやろ』
グル『確かに、ゾム君の言うことも一理あるが・・・ヨウちゃんは誰とが良いかな？』
どうして私に振るのか分からないけど、一人選んだら、絶対誰かがかわいそうになる。
「み、皆で、大きな部屋に、いれば、いいんじゃないかな？・・・多分」
『なるほど。その手があったか！』
『頭ええなー。俺がヨウちゃんぐらいの時なんか遊びほろけて頭がおかしなってたで』
コネシマさんが軽快に笑う。
『今現在もおかしいで』
後ろでショッピさんが殺気を放ちながら言う。
『じゃあ、荷物を持って会議室Ｂに移動してくれ』
グルさんが言うと、皆は張り切って返事をして自分たちの部屋に戻った。
「グルさん」
『…？どうした』
「ありがと・・・」
バタッ
ｔｎ『総統ー！！』
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XRYV2(プロフ) - 我ゾムファンさん» か、神作だなんて、あ、ありがとうございますすす (2019年4月7日 3時) (
レス) id: 6c86909f6a (このIDを非表示/違反報告)
我ゾムファン - これは神作になる予感…更新頑張ってくださいね！(*^^*) (2019年4月3日 11時) (携帯から) (レス) id: 63a416050e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：XRYV2 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/#nindex
作成日時：2018年11月27日 15時
