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私は不安になった。
多分、怖い人たちでいっぱいだし、何かする度に見張りをつけられたりするんだ・・・・
私が怖くてグルサンの手を握った。
『ん”！？ヨウちゃん、大丈夫。怖くないよ。みんな本当にいい人達だから！』
そう言ってウツサンがドアを開ける。
仲はシンと静まり返っている。
目の前の石像や螺旋階段…全てが怖く感じたがグルサンを信用し、なんとか涙をこらえる。
『この先に皆がいる訳だだが、さっきみたいに自己紹介、出来るか？』
私は、首を縦に振った。
『よーっし。じゃあいってみよう！』
ライブ的なノリに少々困ったが、私はグルサンの後をついて行った。
『お、来たかグルッペｎ…って、その子…どうした？』
なんか赤いマフラーの人が睨んでるような気がする。
『大先生がさらって来たんちゃうか？』
金髪の人もなんか言ってる。
私はグルサンに遅れまいと必死について行った。
『今日は皆に紹介した人がいる』
すると、グルサンは私の肩を軽く叩いた。
皆の視線が熱く注がれる。
「ヨウ…です。グルサンに拾われて、ここで暮らす事になりま、した。よろしくお願い…しま…す？」
これでいいのだろうか。
私は気になってグルサンとウツサンを見上げる。
『『ブフゥッ』』
すると、また２人は鼻を押さえた。
『はああああ！？』
『総統が・・・鼻血・・・だと？』
『まずい！戦争やぁ！！』
皆が慌てているので私はどうすればいいのか分からなくなった。
すると、誰かに肩を叩かれる。
『ねぇ皆！ヨウちゃんの為にも、みんなで自己紹介しようよ！！』
『めんどいから嫌や』
『こらゾム！新入生にそんな態度はないだろ！？』
ゾ、ム、と呼ばれた男はスパーンと頭を叩かれる。
『ったぁ！？何すんねんマジで』
私はなぜか申し訳なくなり、うつむいた。
『何で俯くの？』
すると、オレンジの服を着て、顔に「天」の字が書かれた人が、私の顔を覗き込んできた。
「う、わ」
私は驚き、後ろに一歩引いたと思ったら…こけてしまって尻餅をついた。
『おいロボロ！何女の子をこけさせてんねん！』
『えぇ！？俺ぇ！ご、ごめん。だいじょ・・・』
只今、事件が発生しました。
私がずーっとかぶっていたフードが、取れてしまった。
「あ、えと、そ、の・・・」
私は恥ずかしくなり、フードを深く被った。
『何今の！！めっちゃ可愛い顔してんなぁ！！』
「え・・・」
そう言われた私はひょいと持ち上げられた。
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XRYV2(プロフ) - 我ゾムファンさん» か、神作だなんて、あ、ありがとうございますすす (2019年4月7日 3時) (
レス) id: 6c86909f6a (このIDを非表示/違反報告)
我ゾムファン - これは神作になる予感…更新頑張ってくださいね！(*^^*) (2019年4月3日 11時) (携帯から) (レス) id: 63a416050e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：XRYV2 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/#nindex
作成日時：2018年11月27日 15時
