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10*邪魔 ページ15

Aは帰った。



まさか本当にAが吸血鬼になったなんて



しかも椿....



御園「コトリ、何をしている、さっさと行くぞ」



リリィ「御園、張り切って....フフ」



御園「笑うな!」



いつもの茶番を見て、私は仕度を終えた。



二人共、今日はお忍びですよ



ナイフを忍ばせる。



どういうわけか、ナイフは私の手にしっくりきた。



御園「行くぞ...」



リリィ「はい♪」



* * *



御園「ぜー、ぜー、くっ!」



「御園さん、おぶりましょうか?」



歩き慣れないのに無理して歩くから....



リリィ「いえ、お気遣いありがとうございます。御園は私が...」



「そう、ですか、ではそうさせてもらいますか」



私はリリィさん達よりはやく現場についた。



動揺している城田真昼。



あの糸はオトちゃんのかな?



とりあえず切るか....




「頭上ちゅーいっと」



私は城田さんの糸を切り終えた。



ちょうどリリィさん達がついた。



真昼「御園!...と、コトリ?」



混乱してるね



「しーろたさん?そんなに焦んないでくださいよー?」



桜哉「誰だお前...」



ひどく歪んだ顔をした桜やん。



それは真昼さんの糸を切った怒り?



とりあえずこらえよう。



「私ですか?私は...



  あなた達の仲間、Aの友人ですよ?」


桜哉「!!」



さーてと、少し遊ぼうかな?



...嘘ですよそんな危ないことしません



本当ですよ?

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作者名:黒猫のコトリ | 作成日時:2017年5月9日 18時

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