77章ー積極的な私ー ページ29
信「んじゃ…乾杯ー！！」
四人で盃を鳴らす
信「っはー！やっぱ勝利の酒は最高だな」
蒙恬「信、飲み過ぎんなよ」
今、昼間のVS山賊の勝利の話題で持ちきりだった
王賁「しかし、この四人のみであの量の敵を討ち負かすとはな。…今回ばかりはお前の軍才が光ったな蒙恬」
蒙恬「今回”も”ね。」
四対五十くらいの割合だったにも関わらず、誰も犠牲者を出すことなく勝利したことはAも驚きだった
彼が戦の天才と言われている事を改めて実感する
信「けどやっぱ最後のAのアレ！面白かったなー！一気に連れてきて、まとめて斬る！
大胆っつうかなんつうか」
『あぁ、あの“即興統率隊”のこと？』
信「あ、そんな名前なのか！オレも今度その技使わせて貰うぜ。」
蒙恬「それを言うなら、
“俺の最初の戦略ぶち壊し隊”だよ。
…それにしてもあの時はさすがに焦ったよ」
隣にいる蒙恬は笑う
『…ごめん。取り敢えずあなたの所にいけばなんとかしてくれると思って』
蒙恬「いや、君の意外性にもだんだん慣れてきたよ」
笑いながら盃を口に運ぶ
信「Aもさ俺と同じで本能型かもな！」
信は嬉しそうに言う
王賁「お前と一緒にするな」
王賁が突っ込む
そう話しているうちに夜はどんどん深くなる
＊＊＊
ーーーAside
あれ
飲酒のせいか頭がふわふわする。
おそらくもう日付は変わってる頃だ
よく見ると信は大きないびきをかいて寝ているし、王賁も腕を組んで壁に寄りかかるように寝ている
__部屋に戻って寝よう
私はフラフラっと立ち上がり廊下に出る
「気を付けなよ」
『！』
月明かりに照らされた廊下に蒙恬が一人で柵に寄りかかっていた
「どうやら俺達四人さっきまでそこで寝てたらしい」
彼は半笑いする
『ねぇ蒙恬、昨日みたいにまた二人で話したい』
酒のせいなのか口が勝手に喋り出す
「…えっ？…今から行っていーの？あとそれからひょっとして君酔ってる…よね」
『そんなことないよ〜』
蒙恬は小さくため息をつくとAを抱き抱え
部屋に運ぶ
優しく座らせる
蒙恬「君が酒弱いの知らなかった…。
気を付けないとね……つっ！？！？」
Aは唐突に彼を抱き締める
酒のせいなのかもはやなんなのかよく分からない
『いつもありがとう』
酒のせいに決まってる
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のの９０９ - 夜間飛行士さん» 色々な作品、ありがとうございます・・・！ (2022年4月7日 21時) (
レス) id: 39b5b02acb (このIDを非表示/違反報告)
夜間飛行士(プロフ) - のの９０９さん» いえいえ、とんでもないです。嬉しかったです、ありがとうございます！！ (2022年4月6日 9時) (レス) id: 46d47b76d9 (このIDを非表示/違反報告)
のの９０９ - 夜間飛行士さん» ぜーんぜん大丈夫です。こっちこそごめんなさいｗ (2022年4月6日 7時) (レス) id: 39b5b02acb (このIDを非表示/違反報告)
夜間飛行士(プロフ) - のの９０９さん» ののさんいつもありがとうございます！！*❇︎ すみません、お誘いとても光栄なんですが、私が不定期＆かなり雑な人間ですので、せっかくお誘いいただいて申し訳ないのですがやめた方が御身のためです‥笑お誘いいただきありがとうございます(T_T) (2022年4月5日 22時) (レス) id: 46d47b76d9 (このIDを非表示/違反報告)
のの９０９ - これでみるの5回目だー (2022年4月5日 22時) (レス) id: 39b5b02acb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜間飛行士 | 作成日時：2019年10月12日 23時
